国際海運におけるGHG排出削減セミナーについて
国際海運業界では、2050年までの間に温室効果ガス(GHG)の排出量をネットゼロにする目標が掲げられています。この実現のためには、エネルギー効率の改善や代替燃料、代替エネルギーへの転換が不可欠です。2025年には、新たな政策FuelEU Maritimeが開始され、EUの排出量取引制度(EU ETS)も海運分野に適用されることが決定しています。
こうした背景を踏まえ、株式会社日本計画研究所(JPI)は、3月14日(金)に「国際海運におけるGHG排出削減に向けた政策動向と代替燃料・代替エネルギーへの転換に関する今後の展望」についてのセミナーを開催します。このセミナーでは、日本海事センターの主任研究員である森本清二郎氏が、最新の政策動向や技術的な進展について詳しく解説します。参加者は、最新の情報を得るだけでなく、現場での課題についての洞察を深めることができる貴重な機会となります。
セミナー内容とポイント
セミナーは、下記のテーマを中心に展開されます。これによって、参加者は国際海運におけるGHG削減の現状と未来の方向性を理解することができるでしょう。
1.
国際海事機関(IMO)のGHG削減対策
- GHG削減戦略や中期対策
- 課金・還付制度
- LCA(ライフサイクルアセスメント)ガイドライン
2.
欧州の海運分野におけるGHG削減対策
- 海運におけるEU ETSの適用
- FuelEU Maritimeの導入
3.
船舶の代替燃料への転換の動き
- 代替燃料船の発注状況
- メタノールやアンモニア、e-fuelプロジェクトの最新情報
さらに、セミナー終了後には質疑応答の時間が設けられ、参加者同士の名刺交換や交流の場も提供されます。これは、新たなビジネスマッチングの機会にもなり、自然な形でネットワークを広げるチャンスです。
参加方法と受講料
参加者は、会場での受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかを選択できます。受講料は1名35,430円、2名以上の申込み時には30,430円と、社内での複数参加が促進されています。また、セミナー後には講師とのオンラインでの個別対話も実施され、深い知見を持つ方々との直接的なコミュニケーションが図れます。
まとめ
このセミナーは、国際海運におけるGHG排出削減について関心を持つすべての方にとって有益です。新しい法律や規制の理解を深めるだけでなく、人脈を広げることのできる貴重な機会です。ぜひご参加ください。
詳細・お申し込みは
こちらからどうぞ。