女子高生の声を反映した新たなトレンド調査団体「女子高生ラボ」が発足

女子高生ラボが目指す新たなトレンドの探求

株式会社with tが発足させた「女子高生ラボ」は、現役女子高生のリアルな声をもとにした次世代向けのマーケティング調査組織です。ティーン向けのエンタテインメント事業を展開する同社は、女子高生ネットワークを活用し、時代に即したトレンドレポートを配信します。この取り組みにより、クライアント企業は迅速にマーケティング戦略を立て、実行に移すことが可能となります。その一環として、2025年にブレイクしそうな人のランキングなど、リアルトレンドを反映したデータを公開しています。

アンケート結果から見える女子高生の価値観

「女子高生ラボ」に参加するメンバーへのアンケート結果が注目されています。まず、「なりたい職業」の項目では、女優が1位に輝き、インフルエンサーやモデル、アイドルといった華やかな職業が続きました。全体の40％がSNSやメディアでの活動を希望する職業を選んでおり、これが彼女たちの憧れや目指す方向性を示しています。

また、「お金の使い道」に関するランキングでは、コスメと服がそれぞれ1位と2位を占め、若い世代が自己表現やオシャレに対する投資に積極的であることが伺えます。彼女たちの価値観が反映されたこのデータは、企業にとって重要な洞察を提供します。

SNS時代における自意識の変化

近年、SNSの普及により、青年世代の自己意識が大きく変化しました。「どう見られるか」の意識が強まり、インフルエンサーが職業としてアピールされる環境が整っています。この背景には、女優やモデルといった伝統的な華やかな職業が再認識され、新たな成功モデルが構築されつつあることがあります。

「女子高生ラボ」では、このようなアンケートデータの裏に潜むZ世代特有の価値観や行動理由の分析も行っており、マーケティング施策をより具体的に展開するための基盤を築いています。彼女たち自身がトレンドの創出に関与することで、リアルな視点から深いインサイトを引き出すことが可能になります。そのため、ただ表面的なデータを提供するのではなく、トレンドを生み出す源泉としての役割も果たしています。

リーダーシップを取る女子高生ラボの活動

「女子高生ラボ」の所長を務める大北友紀乃は、若年層女性向けメディアでの豊富な経験を活かし、ラボの活動を牽引しています。彼女のリーダーシップのもと、全国各地から集まったメンバーが情報を発信し、トレンドを創出する希望を抱いて活動しています。このネットワークを活用し、流行の最前線を捉えることで、企業へのマーケティング支援を行っています。