Definer Inc.の挑戦
2022-05-12 12:00:06
Definer Inc.が実現するIT界の変革–新しい俊敏性の追求
Definer Inc.が約6450万円の資金調達を達成
株式会社Definer(以下、Definer Inc.)は、エンタープライズ向けソフトウェアを展開し、近年の急成長が期待されるスタートアップです。2023年に行ったシードラウンドで、合計6450万円の資金調達を実施しました。これにより、同社が提供する新しいDevOpsプラットフォーム「PrismScaler」の事業加速が予定されています。
シードラウンドの引受先
今回の資金調達は、株式会社エンライズコーポレーション、SMBCベンチャーキャピタル株式会社、南青山FAS株式会社などが出資し、多数の著名エンジェル投資家も参加しています。特に、エンライズコーポレーションの代表、吾郷克洋氏はDefinerのPrismScalerがITインフラ業界のニーズを的確に捉えたサービスであるとの期待を寄せています。
PrismScalerの可能性
Definer Inc.は、2021年に設立され、グローバル市場に競争力のあるエンタープライズソリューションを提供してきました。PrismScalerは、AWSやAzure、GCPなどのクラウドITインフラを基盤に、高速な自動構築、自動監視、問題検知、構成可視化を実現することを目的としています。これにより、企業が俊敏にビジネスを展開できる環境をサポートします。
IT人材の不足と今後の方向性
しかし、ITインフラにかかる業務は非常に専門的で、適切な技術選定やDevOps体制の構築には多くの専門人材が必要です。日本国内ではこれらの人材が数万人単位で不足しており、この傾向は今後も続くと予想されています。Definerはこの課題に対処するため、DaaS(DevOps as a Service)という新しいサービス形態を推進することで、多くの企業のITインフラの構築を支援することに注力しています。
国内外の企業へ向けた戦略
今回の資金調達を背景に、Definer Inc.は自社の組織体制を強化し、顧客サポートや営業活動に力を入れる予定です。また、エンライズコーポレーションとの資本業務提携により、ビジネス知見とネットワークの両方を活用することで、顧客への価値提供を拡大します。特に、日本のIT市場における成長を目指し、攻めの姿勢でグローバル展開を進める意向も示されています。
エンジェル投資家たちの期待
多くのエンジェル投資家がDefinerの成長を後押ししています。中でも田村耕太郎氏はDefinerのビジョンや技術力に期待を寄せており、日本から世界へ挑戦するIT企業としての可能性を感じています。また、バブソン大学の山川恭弘氏は、Definerが日本を代表するブランドとして成長する未来に大きな期待を抱いています。
創業者の情熱
創業者の阪本健太郎氏は、Definerを通じてIT業界のエコシステムを一新し、世界でも通用する次世代のIT企業を目指しています。彼は、IT事業における成功には高品質なITインフラの構築が不可欠であると考えており、その実現に向けて全力で取り組んでいます。今後もDefinerは、IT企業およびスタートアップの成長を支援し、日本の競争力を高める役割を果たしていくことでしょう。
Definer Inc.の誕生から今後の展開まで注目が集まっています。企業の成長や日本市場における影響力を拡大する一次的なステップとして、今回の資金調達が大きな意味を持つことは間違いありません。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Definer
- 住所
- 東京都千代田区九段南1丁目5-6りそな九段ビル5F
- 電話番号
-
03-6403-9365