秋田の新たな日本酒、「rice,water」が一般販売を開始
秋田を愛する12名の酒好きによって誕生した日本酒「rice,water」が、2022年11月1日から自社ECサイトで一般販売が開始されることが発表されました。この新しい日本酒は、秋田県出身の合同会社NEW STANDARD Aが手掛けており、地域の魅力を伝えるためのプロジェクトとして始まったものです。
“米王国・秋田”のこだわり
「rice,water」は、秋田の豊かな米から作られています。日本酒の原料である米には、特に「吟の精」を使用し、減農薬栽培でじっくり育てられました。また、老舗酒蔵の阿櫻酒造で醸造されており、全国五大杜氏の一人である山内杜氏が手がけています。このプロジェクトを通じて、故郷の良さを再認識し、その文化を広めるきっかけとしたいという思いが込み上げています。
日本酒の種類と特徴
販売される日本酒は全3種類です。クラウドファンディングでの先行販売で人気を博した純米吟醸の「rice,water 0」に加え、白麹を使用した純米酒「rice,water 1」、そして純米大吟醸酒の「rice,water 2」が新たに仲間入り。
- - rice,water 0 (純米吟醸): 2020年に醸造されたこの酒は、すっきりとした口当たりが特徴で、“何杯でも飲める”味わいを追求しています。
- - rice,water 1 (純米酒): 2021年に醸造されるこちらは、精米歩合80%の純米酒でありながら、白麹を使うことで雑味の少ないスッキリとした味に仕上がっています。
- - rice,water 2 (純米大吟醸酒): 2022年に醸造されたこの酒は、焼酎用の白麹を使った新しい挑戦を反映しており、旨味と酸味のバランスにこだわっています。
さらに、今回の販売では200本限定の生酒も計画されています。これにより、特別な一杯を楽しむことができるでしょう。
地域に貢献する新たな挑戦
NEW STANDARD Aのメンバーは、かつて一緒に酒を飲んだ仲間で構成されています。彼らのリーダーシップのもと、この日本酒プロジェクトは誕生しました。約15年の社会人経験を経て、今だからこそできる形で故郷の日本酒を後世に伝えていきたいと考えています。
彼らは、これにとどまらず、実店舗を持ち、地域のイベントを通じて新たな体験を提供することも視野に入れています。秋田という地域の魅力を身近に感じられる環境を創るため、今後の活動にも期待が寄せられています。
販売情報
一般販売は2022年11月1日から開始され、詳細は公式サイトで確認できます。日本酒「rice,water」を通じて、皆さんも秋田の良さを感じてみませんか?
販売サイトはこちら
秋田の大地が育んだ、新たな日本酒の魅力をぜひお楽しみください。