2026年の幕開けに「御神籤ブック」登場
2026年は読書からスタートします。合同会社TIDEが手掛ける「御神籤ブック」は、シークレットブックにおみくじの要素を加えた新しい体験を提案しています。このプロジェクトは、普段出会わない本と偶然の出会いを生むことを目的としており、2024年度にはグッドデザイン賞を受賞しました。使われているアイデアは、年始に御神籤を引くように、年に一度でも本を読む機会を持とうという思いから生まれたものです。
プロジェクトの背景とコンセプト
「御神籤ブック」は、干支の馬を描いた神々しいデザインの「神馬」、福を運ぶ「宝船」、そして清らかな「しめ縄」といった、幸運を呼び込むモチーフが特徴です。これにより、新年から読書を始める人たちへのきっかけを提供することを目指しています。このユニークな書籍は、書店やブックホテル、カフェに設置されることで、読書体験をより身近に感じてもらえる場を創出します。
イラストレーションとデザイン
このプロジェクトに登場するイラストは、富山生まれのアサバマリエ氏が担当しています。彼女の作品は、優れた技術と新年の清らかさを感じさせるクオリティで、多くの人々の心を掴んでいます。アサバ氏は多摩美術大学を卒業後、2014年に独立してイラストレーターとして活動を開始し、最近ではいくつかの賞を受賞しています。また、グラフィックデザイナーである芝山綾乃氏によるポップなロゴも魅力的で、開封しやすい封筒と組み合わせられたオリジナルのお守りが注目されています。
POP UPイベントの開催
「御神籤ブック」は多くの書店でPOP UPイベントも開催予定です。文喫、奈良蔦屋書店、高知蔦屋書店などで、各店舗ごとの日程に合わせて楽しむことができます。手に取って本を選ぶ体験は、まるでおみくじのような楽しさを提供します。具体的には、文喫 福岡天神店が2026年1月上旬から、奈良蔦屋書店が2026年1月10日から1月25日までの間にイベントが行われます。気になる方は各店舗の公式サイトやSNSで詳しい情報をチェックしてください。
常設店と新しい体験
御神籤ブックは「The Ryokan Tokyo YUGAWARA」などのブックホテルや独立系書店にも置かれ、そこで実際に手に取って本を引く体験ができます。お正月におみくじを引くように、どんな本と出会えるかは完全に運次第。多様な読書体験を通じて、あらゆる人々に読書の習慣を広めたいと考えています。
企業との連携を募集
合同会社TIDEでは、「本は人生のギフト」をテーマに、さまざまな企業と連携して読書のタッチポイントを増やすことを目指しています。このプロジェクトでは、カフェ、セレクトショップ、ベーカリーショップなど、生活圏の中で自然と本に触れる環境を整えるためのコラボレーションを募集中です。 さらに、読書をライフスタイルの一部とするために、ライフスタイル雑貨やファッション小物、飲料などの開発も視野に入れています。
お問い合わせ情報
興味を持たれた方は、合同会社TIDEの公式ウェブサイトやSNSまでお問い合わせください。新たなパートナーシップを通じて、より多くの人々に読書の楽しさを広めるための提案をお待ちしております。
読書を通じて、新たな発見や楽しみを見つける毎日を始めましょう。運を本に託して、特別な本との出会いを楽しみにしてください。