フェイクバスターズが台湾越境ECサイトで真贋鑑定サービスを開始

国内シェアNo.1の真贋鑑定サービス、台湾で新たな一歩

IVA株式会社が展開する「フェイクバスターズ」は、国内で非常に高いシェアを誇る真贋鑑定サービスです。この度、台湾最大級の越境ECサイト「比比昂 bibian」と連携し、新たに「bibian鑑定」を導入することが発表されました。本サービスは2024年11月6日から始まり、台湾の消費者に安全かつ信頼性の高い購入体験を提供することを目的としています。

提携の背景と意義

現代のEC市場は急速に拡大していますが、その裏には偽造品の流通という大きな課題が存在しています。このような問題を受け、越境EC事業者には消費者が安心して商品を購入できる環境を整備することが求められています。

「フェイクバスターズ」が「比比昂 bibian」で真贋鑑定を行うことで、ユーザーは偽造品を避け、正規の商品を購入することが可能になります。これにより、ECサイト自体の信頼性向上にも寄与するのです。

新サービス「bibian鑑定」とは

「比比昂 bibian」は、台湾在住のユーザーが日本のマーケットプレイスで出品されている商品を簡単に購入できる越境ECサービスです。この「bibian鑑定」では、日本のサイトから購入した商品の真贋を「フェイクバスターズ」が鑑定し、正規品と証明された場合、その商品がユーザーの元に届きます。

商品の発送は出品者が行い、ユーザーは到着を待つだけで安心して取引を行えます。このプロセスにより、従来の一般的なEC取引と何ら変わることなく、安全性が確保されます。

PChomeグループとその影響

PChomeグループは、2005年に台湾証券取引所に上場した台湾の主要なECグループです。その子会社である比比昂株式会社が提供する「比比昂 bibian」は、日本や米国の製品をスムーズに購入できるサービスを展開しています。こうした強固なネットワークを持つPChomeとの提携により、読者はより一層安心して越境ECを利用できる環境が整ったと言えるでしょう。

代表取締役CEOのビジョン

IVA株式会社の代表取締役社長である相原嘉夫氏は、青山学院大学大学院で国際マネジメントの修士号を取得した後、アパレル事業を展開し、2019年には「フェイクバスターズ」を立ち上げました。彼は独自のAI技術と鑑定士を融合させ、高精度の真贋鑑定を実現しました。

相原氏は「フェイクバスターズ」が消費者を偽造品から守ることで、信頼できるショッピングができる未来を目指しています。彼のビジョンは、購入者が「このサービスがあるから安心して買い物できる」と感じる世界の構築です。