ロボ・スタディがAI教育を変革する新教材を発表

AI教育の新たな挑戦

静岡県浜松市に拠点を置くロボ・スタディ株式会社が、AI技術を基礎から学べる新教材「AI・みまくん学習キット」を発表しました。この教材は、全国の高等専門学校を対象に、2024年12月13日に販売が開始される予定です。教育分野に革命をもたらすこのキットは、生成AIとPythonを実践的に学ぶことを目的としています。

「AI・みまくん学習キット」とは

「AI・みまくん学習キット」は、AIを学ぶための教材として設計されています。内容は、テキストに加えて「みまくんロボット」の組み立て実習が含まれており、学生たちは生成AIの概念を体験しながら学ぶことができます。従来の座学にとどまらず、実際に手を動かしながら知識を習得できるのが大きな特徴です。

この教材からは、生成AIの基礎知識、ChatGPTを用いた対話APIの設定、Pythonのプログラミング、プロンプトの書き方、そしてロボットのカスタマイズまで、幅広いスキルが学べます。学生たちは、一般的なロボットに自らのアイデアを反映させ、新たなニーズに応えるロボットの開発を楽しむことができます。

また、この「AI・みまくん学習キット」は広島の株式会社アドウィンの協力を受けており、同社は国立高等専門学校向けに機械設計や電子教材を40年以上提供してきた実績があります。

教材の具体的な内容

学べること

1. 生成AIの理解: AIとは何か、どのように使われているのかを学びます。
2. ChatGPTの対話API設定: AIとの効果的なコミュニケーション方法を習得します。
3. Pythonプログラミングの基礎: プログラミング言語Pythonの基本をマスターします。
4. プロンプトの書き方: AIに指示を与えるためのプロンプト作成を学びます。
5. ロボットのカスタマイズ: 学んだ知識を使って、ロボットを自分のアイデアで改良します。