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新たな次元を切り開くハツキの挑戦

2023年11月29日から12月2日まで、東京ビッグサイトで開催される「2023国際ロボット展」。その場で最大の注目を集めるのが、株式会社HatsuMuvが開発した革新的な2次元キャラクターロボット「ハツキ」です。HatsuMuvは、AIとロボットを利用した新たなエンターテイメントシステムの普及を目指すスタートアップ企業であり、ハツキはそのフラッグシップモデルとして、初めてのビジネス運用事例を披露します。

ハツキは身長145センチの自律型人型フィギュア（AHF）で、山洋電気株式会社のブース内で製品紹介と来場者案内を担当します。ハツキの声は、株式会社パワー・ライズに所属する声優、深町季生さんによって演じられ、アニメーションデータを基にしたスムーズな動きとともに、山洋電気の製品を魅力的に紹介。展示会の会場がまるで新しい世界のように感じられることでしょう。

HatsuMuvの創業者、陽品駒氏は、「この機会を通じて、私たちの技術のビジネスシーンにおける多様な活用可能性を示したい」と意気込みを語ります。アニメ文化とロボット工学の組み合わせがもたらす新しい顧客体験が、山洋電気のブランド価値を引き立てることを期待しています。

ハツキというキャラクターは、「Cutieroid Project」に由来し、AI・ロボット技術・アニメ文化を融合させるために3年の月日を費やして開発されました。その後、早稲田大学の尾形哲也研究室にて、AI研究やヒューマンロボットインタラクションなど、多岐にわたる研究が進められています。

また、ワンダーフェスティバルなどの展示会にも出展し、その高度な技術力と魅力的な造形が評価されています。2021年には、企業設立を決意し、日本のアニメ文化を世界に向けて発信する新たなビジネス領域を目指すと宣言しました。

ハツキの技術的特徴

ハツキの最大の特徴は、Unity3Dを用いて制御されている点です。これにより、ゲームやアニメーションのクリエイターとの連携が容易になります。プロジェクションマッピングによる表情再現や、リアルタイムアニメーション対応で、技術者でなくてもロボットの動作を簡単に作り出せるのも魅力です。

さらに、ChatGPTを基にした独自の対話AIが組み込まれており、ハツキとのインタラクションも楽しめます。これにより、従来のロボットの枠を超え、ユーザーとの新しいコミュニケーション体験を提供します。

展示会では、ハツキを通じて、エンターテイメントとビジネスの新しい融合を示し、来場者に新たな価値を届けることが期待されています。ハツキの魅力を存分に体感できるこの機会をお見逃しなく！

詳しい情報やお問い合わせは、HatsuMuvの公式ウェブサイトをご覧ください。

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