沖縄の求人市場に革命をもたらす「ジョブアンテナ沖縄」が2025年5月12日、登録会員数が4万人を突破した。このサービスは、沖縄を拠点に持ち、企業と求職者の双方が気になる存在にサインを送り合う「双方向な求人マッチング」を特徴としている。ジョブアンテナは、2016年から沖縄でスタートし、6年で急成長を遂げている。
「ジョブアンテナ沖縄」は、登録会員数の増加が非常に順調で、2017年の7月には1,000人を達成。その後も独自求人や魅力的な高レベル求人を取り揃えることにより、2019年には5,000人、2021年には1万人を超えた。特にコロナ禍においてもその成長は著しく、2022年11月には2万人、2024年3月には3万人を突破し、ついに2025年5月には4万人に達した。最初の1万人の登録には4年以上を要したが、直近の1万人の登録にはわずか1年3ヶ月しか必要としなかった。
「ジョブアンテナ沖縄」では、会員属性や年齢分布も非常に多様で、5月12日のデータによると、登録者の平均年齢は35.7歳で、男女比は男性44%、女性43%と、さまざまな背景を持つ求職者が参加している。さらに、会員の65%以上が『半年以内の転職』を希望しており、急な転職活動にも対応できる体制が整っている。
このサービスの様々な機能も人気の秘密の一つだ。「いいかも!」や「でーじいいかも!」というサイン機能を利用することで、求職者と企業は互いに興味を示し合うことができる。特に、「でーじいいかも!」は、より強い興味を伝えるためのサインとして、双方のコミュニケーションを活性化させている。また、企業とのメッセージのやり取りは、お互いに「いいかも!」の意思表示があった場合のみ可能であるため、求職者は興味のない企業からのコンタクトに煩わされることがない。
運営母体のインタラクティブ株式会社は、沖縄県宜野湾市に本社を置くインターネットベンチャー企業。2022年以降は「地域の可能性を解放する」という目標のもと、ジョブアンテナ事業とデジタルマーケティング事業を中心に進めており、北海道や福岡といった新たな地域への展開も進めている。これにより、今後も沖縄をはじめとした地域に密着したサービスの拡充が期待される。
「ジョブアンテナ沖縄」は今後、地方の特徴やニーズに応じた求人マッチングの充実さを図りながら、より多くの求職者と企業との架け橋として、地域の活性化に寄与していくことでしょう。沖縄の雇用環境の改善と地域社会の発展に向けて、同サービスが果たす役割は益々重要になってきています。