フィナンシャル・エージェンシーがインドで保険テレマーケティング事業を開始
フィナンシャル・エージェンシー、インドで保険テレマーケティングを開始
株式会社フィナンシャル・エージェンシーは、インドのムンバイにおいて、保険テレマーケティング事業を開始しました。この事業は、同社が2012年1月にインドの「エーデルワイス・トウキョウ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッド」(ETL社)と業務提携したことを受けてのものです。提携から約4か月後の2012年5月末に事業がスタートしました。
インドの生命保険市場は過去10年間で年平均24%という急成長を遂げており、生命保険の浸透率は4.4%と、日本の約半分の水準にあります。これは、今後の市場拡大が期待される要因の一つです。自社の調査によると、特に若年層に向けた学資保険や積立型養老保険の需要が高まっています。
フィナンシャル・エージェンシーは、インド市場に対して日本で培った高品質な営業ノウハウを活かし、顧客のニーズに応じた保険商品の提案を行います。特に、教育資金を積み立てる学資保険や、老後の生活資金を準備する積立型の養老保険を中心に、ターゲットとなる層にアプローチしていく方針です。
オペレーター体制の拡大
新たに設置されるコンタクトセンターでは、営業オペレーターの体制を2013年春までに100名まで拡大する計画です。これにより、より多くの顧客に対してサービスが提供できるようになります。また、インターネットと電話を融合したテレマーケティングシステムを駆使し、専門のコンサルタントが消費者に対して的確なアドバイスを行います。
ETL社の概要
エーデルワイス・トウキョウ・ライフ・インシュアランス・カンパニー・リミテッドは、インドのムンバイを拠点にしており、資本金は55億ルピー(約79億円)、CEOはDeepak Mittal氏です。ETL社は、保険市場での経験と知識を結集し、フィナンシャル・エージェンシーと共に新しいサービス展開を行うことを目指しています。
フィナンシャル・エージェンシーの使命
フィナンシャル・エージェンシーは「安心できる社会保障の提供」を企業のミッションに掲げており、多様な金融商品とサービスを通じて、消費者の経済的ニーズに応えるために尽力しています。この取り組みを通じて、企業としての成長だけでなく、社会全体の福祉向上に寄与することを目指しています。
現在、インドの市場においてテレマーケティング事業を立ち上げることで、フィナンシャル・エージェンシーはさらなる国際展開を視野に入れ、新しい挑戦を行っていくことでしょう。インド市場の急成長を捉え、保険業界におけるリーディングカンパニーを目指しています。
会社情報
- 会社名
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株式会社フィナンシャル・エージェンシー
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿1-19-19恵比寿ビジネスタワー16F
- 電話番号
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