GLASIAOUSコンソーシアム、アジア全域の法務支援体制を強化

GLASIAOUSコンソーシアムが法務支援を拡充

ビジネスエンジニアリング株式会社が中心となるGLASIAOUSコンソーシアムは、海外展開を目指す日本企業向けに新たな法務支援体制を整備しました。具体的には、タイに拠点を持つ法律事務所One Asia Lawyers (OAL)が新たにコンソーシアムのメンバーとして加わったことが発表されました。

OALは日本を含むアジア地域の10カ国以上で法律サービスを提供しており、そのプロフェッショナルネットワークを活かして日本企業のアジア進出の支援を行います。これにより、GLASIAOUSコンソーシアムは、税務・会計領域だけでなく、法務や労務管理の面でも企業を包括的にサポートする体制を整えました。

背景

日本企業のアジア市場への進出に伴い、現地法人が直面する法務課題は多岐にわたります。外国資本規制や契約法の解釈の違い、さらには汚職リスクや知的財産権の侵害などが挙げられます。これらの課題に対処することは、日本企業の円滑な運営にとって不可欠です。

また労務管理も重要な問題で、労働法の改正頻度が高く、雇用契約の取り扱いやビザの取得に関する問題が企業活動に影響しています。こうした問題に対応するために、GLASIAOUSコンソーシアムは法務分野の専門家を迎え入れ、企業への包括的な支援を実現しました。

One Asia Lawyersについて

OALは、バンコクを拠点とし、アジア各地で日本企業への法務支援を行っています。彼らのネットワークは、制度の違いを超え、各国の法務にアクセスできるシームレスなプラットフォームを提供します。これは海外進出を計画する企業にとって、大きな利点となるでしょう。

OALは、企業のニーズに応じて法務・労務支援の幅を広げ、従来の税務・会計業務と連携することで、より効率的な経営資源の活用を支援します。

未来の展望

GLASIAOUSコンソーシアムは、今後OALとの連携を強化し、アジア太平洋地域での日本企業支援を一層推進していく方針です。また、法務と会計の両面をカバーすることで、海外進出企業向けのコンサルティングサービスや共同セミナーを開催する計画もあります。

こうした取り組みを通じて、日本企業がアジア市場で持続的に成長できるよう、支援体制を拡大していくことが期待されています。

GLASIAOUSの特徴

GLASIAOUSは、MicrosoftのAzureを基盤とした国際会計およびERPサービスを提供しており、これまでに36の国と地域で1,700社以上の導入実績を誇ります。多言語・多通貨に対応しており、顧客の多様なニーズに柔軟に対応することができます。

GLASIAOUSはシステムに加え、現地特有の課題解決を目指しており、企業が直面する困難を共に乗り越えていくことを使命としています。これにより、企業の運営効率が向上し、持続的な発展が期待できます。

日本からアジア市場への進出は今後も続くと予測され、その成功には適切な法務支援が不可欠です。GLASIAOUSコンソーシアムの取り組みが、各国の法制度に精通したパートナーを通じて企業のサポートとなることを願っています。これにより、アジア市場での競争力を高め、多様なビジネスチャンスをつかむ手助けとなるでしょう。