持続可能な地域創造ネットワーク全国大会
2022年2月8日(水)と9日(木)、東京の武蔵野大学有明キャンパスで「持続可能な地域創造ネットワーク2022年度全国大会」が開催される。この大会では、持続可能な地域を目指すための実践や議論が展開され、参加者たちはさまざまな視点から地域活性化の方法について学ぶことができる。
開催概要
大会は、武蔵野大学の協力を得て行われる。会場は有明キャンパスの3号館および5号館で、オンラインでの参加も可能なため、地域を越えた多くの参加者が期待されている。参加費用は、現地参加の会員が5,000円、非会員は10,000円となっており、Zoom参加はさらにお得な価格設定がされている。
プログラム
大会の初日は、13:30から全体会が始まる。開会の挨拶が行われ、続いて識者からのイントロダクションが行われる。その後、参加者はグループに分かれてのセッションに移り、持続可能な地域づくりにおいて必要な人材や組織について議論する。
A)持続可能な地域づくりを実現する人材と組織
B)日本の地域社会版持続可能性指標の議論・作成
C)ゼロカーボンシナリオ検討の実践
名刺交換会も予定されており、参加者同士の交流が生まれる貴重な機会となる。さらに、夜にはオプションのオンラインセッションも用意されており、ESD(持続可能な開発のための教育)とSDGs(持続可能な開発目標)を通じた地域活性化の議論が交わされる。
2日目は、10:00から再び全体会が行われ、1日目のグループセッションの成果が共有される。その後、持続可能な地域の実現に向けた具体的なアプローチが模索される。
参加者たちは、従来の慣習や思考法を改めるため、「メガネをかけ直す」と言った新たな視点が必要であることを共有し、実践例を通じて学びを深める。多様なバックグラウンドを持つ登壇者の話を聞く中で、地域創造の重要性や活動実績が報告され、意見交換が活発に行われる予定だ。
参加方法と締切
参加希望者は専用フォームを通じて申し込みが可能で、宿泊を希望する方には早期に情報提供がされる。締切は宿泊希望なしの場合、1月20日だ。専門家や教育関係者の学生は、YouTube視聴が無料で提供されるため、お得に情報を得るチャンスも存在する。
この2日間にわたる大会は、持続可能な地域づくりに向けた具体的な施策や取り組みを共に考え、学び合う貴重な機会である。これまでの事例を参考にしながら、参加者全員が共に地域の未来を見据えたビジョンを描くことを目指すことになる。大会を通じて得られる知識やネットワークは、今後の地域創生に寄与することだろう。