東京都の新たなイノベーション事業『TIB CATAPULT』
東京都は、イノベーション拠点として位置づけられるTokyo Innovation Base(TIB)を通じて、将来性の高い技術や産業を重点的にサポートするため、2024年度から『グローバルイノベーションに挑戦するクラスター創成事業』(通称『TIB CATAPULT』)を実施します。この取り組みは、スタートアップと大企業などの協力によって新たなビジネスを創出し、社会にポジティブな変革をもたらすことを目指しています。
1. イノベーションクラスターの設立
本事業では、成長が期待される分野に焦点を当て、スタートアップと大企業などが共同でプロジェクトを構築する「イノベーションクラスター」を公募します。募集数は6者を予定しており、その中から有力な海外支援機関と提携し、グローバルな支援を行う1者が「グローバル推進クラスター」として選定されます。
2. スタートアップ支援の概要
選ばれたクラスターは東京都と協定を結び、約2年7ヶ月の期間にわたり、複数の企業が連携してスタートアップを見つけ出し、育成に尽力します。このプロセスを通じて、具体的な支援を行い、東京都は成果に応じて協定金を支払います。
クラスターには最大3億円の協定金が提供され、特にグローバル推進クラスターには追加で最大3億円が支給される予定です。また、ネットワーキングやメンタリングの機会も提供され、クラスター間の交流が促進されます。
3. 募集期間と今後のスケジュール
このクラスターの募集は2026年6月2日から7月14日まで行われます。選定されたクラスターは、8月末ごろに決定し、9月には協定が締結され、スタートアップ支援活動が始まります。
4. 事業の実施期間
本事業は2024年度から2026年度末までを予定しており、持続的なイノベーション推進の場を提供します。
詳しい募集要項や申込方法については、公式ウェブサイトを参照してください。
公式ウェブサイト
5. TIB CATAPULTの意義
『TIB CATAPULT』という名称は、「CATAPULT」が射出装置を意味し、TIBからの支援を受けてスタートアップが世界に飛び出すための基盤を作りたいという思いが込められています。本事業は『2050東京戦略』の中核的な取り組みであり、特に「世界で活躍するスタートアップの育成」を目指しています。
グローバルイノベーションに挑戦するこの新たなプロジェクトが、未来の産業を牽引するスタートアップを育成することに期待が寄せられています。