KUROのユニフォーム
2018-08-01 17:22:34

KUROがデザインしたホテルユニフォーム、文化を映すファッションの新たな形

KUROが創出した日本文化を表現するユニフォーム



ファッションブランドのKUROは、建築家・坂茂氏が設計した世界初の宿泊施設「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」のユニフォームおよび館内着のデザインを担当しました。このプロジェクトは、「本物を着る。文化を着る。」というテーマのもと、山形県鶴岡市で2018年9月19日にグランドオープンするこのホテルにふさわしいものとなりました。これにより、ユニフォームと館内着は日本の文化を巧みに取り入れながら、新しいファッションの可能性を提示しています。

ユニフォームのデザイン哲学



KUROが手がけるユニフォームは、すべて山形内で生産されることを徹底しており、地域の熟練した職人の技術を取り入れています。デザイナーの八橋佑輔氏は、機能性と着心地を重視し、周囲の田園風景とも調和するデザインを追求しました。特に、杜の中に和して立つ木造の客室に合うよう、自然を意識した色合いやシルエットを考慮し、柔らかな印象を与えています。

メンズユニフォーム



メンズ用のユニフォームは「サムエジャケット」と名付けられ、昭和40年代の作務衣にインスパイアを受けています。シンプルでありながら、現代的なテーラードジャケットのスタイルを取り入れたデザインは、作業の際の可動域を確保することが重視されており、ゆったりとしたシルエットが特徴です。

レディースユニフォーム



一方、レディースのユニフォームは「インバネスジャケット」として展開され、古くから日本で親しまれたトンビ外套のデザインを基にしています。ウエストにベルトが付いたノースリーブジャケットは、女性らしい美しいラインを生み出し、作業のしやすさや着心地にもこだわっています。袖の取り外し可能なデザインは、実用性と美しさを兼ね備えています。

館内着の特長



ユニセックスにデザインされた館内着は「インナーコラルルームウェア」と名付けられ、日本の浴衣とパジャマを融合させたスタイルです。この館内着は、庄内の流れる時間とともに自然に溶け込むような佇まいで、お客様に最高の寛ぎを提供します。エアタンブラー加工により、シルクのような softness を実現し、快適な着心地を追求しています。

SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSEとは



「SHONAI HOTEL SUIDEN TERRASSE」は、全143室の木造客室を持ち、地域の自然との調和を重視した設計です。四季折々で変化する田園の風景とともに過ごすことができるこのホテルは、国内外の旅行者から注目を集めています。公式サイトからの予約で、シーズンごとの特別な体験が楽しめるでしょう。例えば、1人1室9800円(税抜)からの料金で、庄内の食材を使った朝食が付いています。

まとめ



KUROが提供するユニフォームと館内着は、ただの衣服ではなく、日本の文化を体現し、宿泊客に特別な体験を提供します。日本の伝統を現代に生かしたデザインは、今後のファッション界においても注目され続けることでしょう。そして、ホテルの設計を手がけた坂茂さんの建築理念とも見事に融和し、訪れる人々に豊かな時間をもたらします。

会社情報

会社名
有限会社ブルース
住所
東京都渋谷区富ヶ谷1-34-11 森林ビル1F
電話番号
03-6438-9913

関連リンク

サードペディア百科事典: 山形県 鶴岡市 坂茂 KURO スイデンテラス

Wiki3: 山形県 鶴岡市 坂茂 KURO スイデンテラス

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。