ラクス、請求書管理に革命をもたらす全15機能アップデート
株式会社ラクスが提供する請求書受領クラウドサービス「楽楽請求」は、2025年12月10日よりセキュリティと利便性を大幅に強化する全15件の新機能を追加することを発表しました。このアップデートにより、企業の請求書管理が一段とスムーズかつ安全に行えるようになります。
主要機能の紹介
今回のアップデートでは特に注目すべき5つの主要機能が追加され、それぞれが顧客のニーズに応える内容となっています。
1. IPアドレス制限機能
新たに、特定のIPアドレスからのみアクセスを許可する設定が可能になりました。これにより、不正アクセスが防げるだけでなく、内部統制の強化も実現されます。特にセキュリティ基準が厳しい企業でも安心して利用できる仕様です。最大で100件までのIPアドレスを登録することができ、月額オプションとしてサービス提供が行われます。
2. 仕訳出力の柔軟性の向上
費用計上仕訳と支払仕訳を独立したフォーマットで管理できるようになり、各フォーマットは最大で4種類まで設定可能です。これにより、異なるシステムへのデータ取り込みがスムーズになり、業務の効率化が進みます。
3. 承認後の請求情報編集機能
承認が完了した後に申請内容に誤りが見つかった場合でも、権限制御により迅速に内容を修正できる機能が加わりました。これにより、差し戻しや再申請による業務遅延を防ぎ、業務運営の円滑化に寄与します。内容の編集履歴も自動で保存され、企業の統制面にも配慮された機能です。
4. 支払依頼申請のカスタマイズ
申請画面に独自にカスタマイズできる汎用項目が追加され、予算管理番号や契約書番号など、各企業が必要とする情報を柔軟に管理できます。これにより、企業独自の申請フローにも対応でき、業務がさらに円滑に進むでしょう。
5. 請求書のアップロード方法の柔軟化
請求書の自動取り込み機能も改善され、受取メールアドレスの設定が全社共通、部門別、またはプロジェクト別に可能となりました。最大で5,000件までの受取メールアドレスを作成でき、業務負担が大幅に削減されることになります。これにより、現場の担当者でも管理が容易になります。
今後の展望
ラクスは2026年以降に「楽楽請求」のさらなる機能強化を予定しています。API連携の拡張や新たなマイページ機能との自動連携を含め、企業間のデータ連携や自動化をより進めていく方針です。これらの改善を通じて、ラクスは顧客の業務環境や法制度の変化に迅速に対応し、請求書処理の「楽」を追求し続けるとしています。
株式会社ラクスの概要
最後に、ラクスの会社概要を紹介します。ラクスは1999年に設立され、東京都渋谷区に本社を構えています。自社のミッションには「ITサービスで企業の成長を継続的に支援します」と掲げており、企業のニーズに応じたさまざまなクラウドサービスを提供しています。
- - 本社所在地: 東京都渋谷区千駄ヶ谷5丁目27番5号 リンクスクエア新宿
- - 代表者: 中村崇則
- - 設立: 2000年11月1日
- - 資本金: 3億7,837万8千円
- - 事業内容: クラウドサービス事業
- - 公式Webサイト: ラクス公式サイト
これからもラクスの取り組みに注目が集まります。新たな機能の導入によって、請求書管理が一層便利に進化することでしょう。