沖縄美ら島財団がデータ統一クラウドを導入し新たな視点を獲得

沖縄美ら島財団がデータ統一クラウドを導入

沖縄県に位置する一般財団法人沖縄美ら島財団は、観光資源の豊富さに助けられていましたが、パンデミックの影響でマーケティングの前提が崩れてしまいました。この状況を受け、株式会社Srushが提供する「データ統一クラウド」を導入することを決定。これにより、データを一元管理し、業務の効率化を図ることができるようになりました。

導入前の課題

沖縄美ら島財団は、多くの観光客を引き寄せるための取り組みを行っていましたが、パンデミックによってこれまでの集客が難しくなりました。また、アナログ業務がデジタル化される一方で、各部署に散逸したデータのために組織全体の状況を把握することが困難な状況に陥っていました。そのため、迅速な意思決定やデータ分析が阻害され、業務に支障をきたしました。

さらに、職員のITリテラシーにもバラつきがありました。このため、データ分析や可視化に対する心理的ハードルが高まり、組織全体のデジタル化を進める上での障害となっていました。

データ統一クラウド選定の理由

沖縄美ら島財団がSrushのデータ統一クラウドを選んだ理由は、ITリテラシーが低い職員でも直感的に使えるツールであるからです。SQLやデータベースの知識がなくても使用できるため、導入後の学習にかかるコストを大幅に削減することが可能です。

さらに、定額制であるため予算の見通しが立てやすい点も魅力です。このような理由から、沖縄美ら島財団はデータ統一クラウドの導入を決定しました。

導入後の成果と効果

データ統一クラウドの導入により、沖縄美ら島財団は入館者データ、購買データ、アンケート情報などを一元的に管理できるプラットフォームを構築しました。これにより、各施設において年間200〜300時間程度の作業時間が削減される見込みです。

これまでの施策立案や会議も、勘と経験に依存していたものから、データに基づいた議論へと進展しました。これにより、新たな気づきが得られ、より精度の高い意思決定が行えるようになっています。