セブン-イレブンとUbieの医療・ヘルスケア分野での新しい協力
株式会社セブン-イレブン・ジャパンとUbie株式会社は、医療とヘルスケアに関する新たな協業の形を進めるべく、資本業務提携契約を結びました。これにより、両社はそれぞれの強みを生かし、より良い健康サポートの提供を目指していきます。
提携の背景
セブン-イレブンは、全国に21,743店舗を持ち、「健康」と「地域」をテーマにしたビジョンを掲げて活動を展開しています。一方、Ubieは医療関連のIT企業として、月間1,200万人以上に利用される症状検索アプリ『ユビー』を展開。また、全国1,800以上の医療機関で採用されているAI問診など、高度な医療ソリューションを提供しています。
本提携により、全国約22,000店舗のセブン-イレブンとUbieが提供する医療AIテクノロジーが融合し、より身近で安心なヘルスケア支援の社会インフラが構築されることが期待されています。
具体的な取り組み
この提携のもと、両社は以下のような新しい顧客体験を創出することを目指しています。
- - デジタルとリアルの連携:食と医療、ヘルスケア分野での新たな顧客体験を創出します。具体的には、セブン-イレブンの商品お届けサービス『7NOW』とユビーの症状検索エンジンとの相互連携が行われ、体調不良で外出が難しいお客様の健康をサポートします。
- - 包括的な情報提供:医療・健康に関する情報提供から商品販売までを一貫してサポートするソリューション事業の共同推進が計画されています。
- - 地域社会のヘルスケアステーション:セブン-イレブン店舗を地域社会のヘルスケアステーションとして活用し、利便性の高いヘルスケアエコシステムを構築します。
生活への影響
両社は「生活の中で一番身近なヘルスケアステーション」を目指し、食と医療を融合させた新しいサービスを展開し続ける意向です。特に注目すべきは、これらの取り組みが健康寿命の延伸にどのように寄与するかです。
まずは具体的なプロジェクトとして、セブン-イレブンの商品お届けサービス『7NOW』を活用した実証実験を開始します。『ユビー』を使った体調不良を感じているお客様に対し、症状検索画面に『7NOW』の利用案内を表示し、注文後にはシームレスに『ユビー』での症状検索が可能になる仕組みを構築しています。
今後は、利用者のニーズに応じた商品提案や、店舗での健康情報発信など、さらなるサービス展開が見込まれます。これにより、お客様はより快適に、そしてアクセスしやすい形で健康をサポートされることになるでしょう。
会社概要
株式会社セブン-イレブン・ジャパン
- - 所在地:東京都千代田区二番町8番地8
- - 設立:1973年11月20日
- - 代表取締役社長:永松文彦
- - 事業内容:コンビニエンスストア事業
- - URL:www.sej.co.jp
Ubie株式会社
- - 所在地:東京都中央区日本橋本町三丁目8番4号
- - 設立:2017年5月1日
- - 代表取締役社長:阿部吉倫・久保恒太
- - 事業内容:医療関連サービスの展開
- - URL:www.ubie.life