富士山噴火訓練
2025-04-02 09:27:13

IIJが富士山噴火のリスクを訓練で疑似体験する取り組み

IIJが実施した富士山噴火対応訓練



株式会社インターネットイニシアティブ(IIJ)は、リスクマネジメントの強化を目指して富士山噴火に備えた独自の訓練を行いました。この取り組みは、最大のリスクを念頭においた大規模噴火対策に不可欠なステップです。

関連背景


IIJは、1992年に日本で初めてのネット接続プロバイダーとして設立され、以来、業界をリードする地位を維持しています。特に、BCP(事業継続計画)の構築に力を入れており、毎年その訓練を行うことを欠かさず、今年は特に富士山噴火の脅威に焦点を当てました。

訓練の目的と手法


富士山の噴火は、1717年の宝永噴火以来、関東一帯に深刻な影響を与える可能性があるため、IIJはリスクに対する備えを強化することが必要だと判断しました。今回の訓練では、実際の噴火に基づくシミュレーションが行われ、参加者はまず講義を受け、続いて噴火をシミュレートするCG動画を視聴することで自分たちの業務に与える影響を具体的に理解しました。

幅広いシミュレーションと学び


訓練は、噴火の予兆から終息までのプロセスを1か月かけて詳細にシミュレーションしました。この過程で、参加者は危機感を持ちながら、具体的な対応策を模索し、また実際の業務に即した課題を洗い出すことができました。これにより、事業継続を脅かす要因を明確にし、今後の改善計画に役立てることができました。

今後の取り組み


次年度以降もこのような訓練は定期的に実施予定であり、さらに効果的な対応策が求められます。特に、噴火時の正確な初動が事業継続のカギであるため、引き続きニュートン・コンサルティングからのサポートを受けながら、計画的な訓練を進めていく考えです。

最後に


日本は火山国であり、大規模噴火はいつ起こるかわかりません。そのため、初動対応の訓練はあらゆる企業にとって必須です。IIJの今回の取り組みは、他の企業にとっても良い手本となるでしょう。企業活動を守るため、今後もこのような訓練が広がることを期待しています。


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会社情報

会社名
ニュートン・コンサルティング株式会社
住所
東京都千代田区麹町1-7相互半蔵門ビルディング5F
電話番号
03-3239-9209

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