魚文化を結ぶ新たな試み、魚おむすび専門店「五代目 堺周」
2026年6月13日、東京都渋谷区の渋谷スクランブルスクエア地下2階に、長い歴史を持つ水産仲卸「堺周商店」が新たにオープンする「五代目 堺周」。このお店は、魚おむすび専門店として、豊洲市場で培った目利きの技術を活かし、魚本来の旨味を引き出したおむすびを提供します。創業から130年以上の歴史を持つ堺周商店は、日本の魚文化の変遷を背景に、「魚が主役」になるおむすびの新たな形を提案します。
仲卸五代目が語る、魚おむすびのこだわり
日本人による魚介類の消費量が減少している現代、気候変動や海洋環境の変化などが水産業に影響を及ぼしています。この環境の変化は単なる業界の動向ではなく、日本が誇る魚文化の変化として捉えています。五代目として生まれ育った酒井元氏は、家業とは異なる仕事に長い間従事し、海外での経験を経て、日本の食文化に対する世界的な評価を実感しました。
一方で、国内での魚文化が少しずつ失われつつある現実に直面し、「魚文化を受け継ぐ責任」を感じた彼は、おむすびという形で日本人が愛する食べ物を通じて、魚との距離を縮めることを決意しました。特に渋谷という多様性のあるこの街において、魚文化をより身近に感じてもらうための舞台として最適と考えました。
「五代目 堺周」の特長
1. 魚が主役の概念
「五代目 堺周」では、魚介を主役に据えたおむすびを展開し、100年以上の経験を生かして厳選された魚介を使用しています。おむすびは当然ご飯だけではありません。お店ではそれぞれの魚のおいしさを最大限に引き出し、魚を味わうための一品として提供します。
2. 特別栽培米の使用
魚を引き立てるために、農薬を控え、魚粉などの有機質肥料で育てた特別栽培米を使用しています。これにより、魚の旨味をしっかり受け止めつつ、食べやすさを追求したお米を提供しています。
3. 江戸前海苔の使用
限られた生産量を誇る香ばしい江戸前海苔を使用し、アプローチの瞬間から海の香りが広がる磯の風味を楽しめます。
4. 五島列島の塩
五島列島の新鮮な海水を利用した塩を使い、海の味わいを引き立てる手法にこだわっています。
注目メニュー
「五代目 堺周」で是非試してほしいのが、本鮪脳天ステーキわさび(681円税込)です。マグロ一尾からわずかしか取れない脳天という希少部位を使い、特別な体験を提供します。また、素の明太子(441円税込)は、素材そのものの味わいにこだわり、着色料無添加で本来の風味を大切にしています。これら以外にも、仲卸ならではの選りすぐりな魚介を使用したおむすびが10種類以上揃っています。
今後の展開
「五代目 堺周」はおむすび販売にとどまらず、弁当や水産物の物販、季節商品などの拡大も視野に入れているそうです。水産仲卸としての豊富なネットワークと経験を活かし、魚の魅力をより多くの人々に届けられる商品展開も考慮しています。
店舗情報
- - 店名: 五代目 堺周 東急フードショーエッジ店
- - 業態: おむすび専門店(テイクアウト)
- - オープン日: 2026年6月13日
- - 所在地: 東京都渋谷区渋谷2-24-12 渋谷スクランブルスクエア地下2階
「魚文化を結ぶ」ために、新しい形の食体験を提供する「五代目 堺周」。日本の食文化を身近に感じる場として、ぜひ訪れていただきたいお店です。