眼鏡業界の変革をもたらす新たな店舗
2025年3月1日、大阪・梅田ブリーゼブリーゼに新たにオープンする『めがね舎ストライク BASEMAN』は、眼鏡の新たなスタンダードを目指す画期的な店舗です。日本の眼鏡業界で取り入れられることの少なかった「ビスポーク(対話型オーダーメイド)」文化を根付かせることを目指しています。
文化の背景と理念
ビスポークの言葉の由来は「Be spoke(対話)」です。日本では多くの場合「オーダーメイド」と訳されますが、眼鏡の分野では未だに既製品から選ぶ形式が一般的でした。 このような状況の中で『めがね舎ストライク』は、眼鏡をもファッションアイテムとして捉え、スーツや革靴のようにオーダーメイドの文化を広めるために活動を続けてきました。
お客様との対話を重視し、その声に耳を傾けることで、求められる一本を提案する姿勢を大切にしています。職人が手作業で仕上げる眼鏡は、まさに「ど真ん中」のアイテムとして位置づけられます。この理念は、他のファッション業界に比べて眼鏡業界がオーダーメイドの文化から取り残されてきた経緯に基づいています。
オーダーメイドのハードル
長年にわたり、眼鏡のオーダーメイドが難しいとされてきた理由はいくつかあります。生産現場では、効率化のために機械が導入され、工程ごとに分業が進んでいるため、職人がフレームを柔軟に作り替えることが難しいのが現実です。また、顔に付けるアイテムであるため、お客様自身の好みや似合う・似合わないという感覚も非常にデリケートです。これらのリスクを考慮し、返品やキャンセルの可能性も高く、オーダーメイドが普及しづらい状況が続いていました。
『めがね舎ストライク』は、こうしたハードルを乗り越えるために誕生しました。販売プロフェッショナルが対話を通じてお客様の想いや個性を引き出しながら、デザイン・製造を一貫して行うことで、真に似合う眼鏡の提案を実現しています。
ブランドの取り扱い
『めがね舎ストライク BASEMAN』は、選りすぐりの眼鏡ブランドのみを取り扱います。「guepard(ギュパール)」や「MEGANE ROCK」など、限られたブランドから、特別なサイズ感とデザインの眼鏡を提供します。
特に注目すべきは、デザインセンスが光るこれらのブランドは、特注の要素が強く、ただの既製品では得られない特別感を持っています。対話に基づくデザインが、お客様一人ひとりにぴったりのアイテムを邦訳させる要因となっています。
新たな挑戦
『めがね舎ストライク BASEMAN』の目指すところは、単なる眼鏡の販売店ではありません。「この眼鏡は似合いませんね」とお客様に笑顔で言えるような関係を築くことが重要です。個々の違いに寄り添った提案を行うことで、既成品の枠に留まらない選択肢を提供していきます。もし求められるデザインが市場に存在しなければ、新たにゼロからデザインを構築し、全てのお客様にお応えできるよう挑戦し続けます。
オープンを記念して、2025年3月1日午後3時から8時まで、レセプションパーティーが行われます。気軽に参加し、どのような眼鏡が用意されているのかを体験していただけたら幸いです。皆さまのご来店をお待ちしております。
まとめ
『めがね舎ストライク BASEMAN』は、眼鏡業界に新たな風を吹き込む存在として、カスタマイズされた眼鏡の文化を広めることを目指しています。洗練されたデザインと対話による理解が融合した眼鏡を通じて、多くの人々に新しい価値を提供していくことでしょう。