森絵都の新たな短編集『あしたのことば』が刊行
直木賞受賞作家の森絵都さんが、新たな短編集『あしたのことば』を2020年11月17日に小峰書店より刊行しました。本作は、これまで数々の受賞歴を誇る彼女の作品の中から特に、希望のテーマに焦点を当てています。
作品の特徴
この短編集には、光村図書出版が発行する教科書『国語6 創造』に掲載された短編「帰り道」に加え、本書のために新たに書き下ろされた7篇が収められています。特に「帰り道」は、小学校から帰る二人の少年の心情と彼らが見送る風景を鮮やかに描写しており、中高生だけでなく、大人の読者にも深い感動を与えるでしょう。
豪華なイラストレーション
また、森絵都さんの作家生活30周年を記念し、8人の人気イラストレーターとのコラボレーションが実現しました。各作品には、イラストレーターによる装画が施され、見た目にも楽しめる工夫がされています。装画には、しらこ氏の「帰り道」、赤氏の「あの子がにがて」、酒井以氏の「風と雨」など多彩なアートが並んでおり、読み進める楽しさを一層華やかに演出しています。
収録作品一覧
以下に本書に収録された全8篇の作品を紹介します:
1. 帰り道…しらこ 画
2. 富田さんへのメール…長田結花 画
3. あの子がにがて…赤 画
4. 遠いまたたき…植田たてり 画
5. 羽…早川世詩男 画
6. こりす物語…100%ORANGE 画
7. 風と雨…酒井以 画
8. あしたのことば…中垣ゆたか 画
読者層と購入情報
この短編集は、小学校高学年向けに制作されていますが、情感溢れるストーリーは、どの世代の読者にも親しまれることでしょう。定価は本体1,600円+税で、サイズは20×16cm、ページ数は180ページとなっています。書店やオンラインでの購入が可能です。ぜひこの機会に、心を豊かにする一冊を手に取ってみてはいかがでしょうか。
最後に
本書は、森絵都さんの文学への情熱と、多言語や世代を超えて感動を与えたいという願いが詰まった作品です。彼女の新たな短編を、ぜひアナタの手に取って、その温もりと美しさを実感していただきたいと思います。詳しい情報や、お問い合わせについては、以下の連絡先をご参照ください:
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(株)小峰書店広報室
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