神戸市がエンジニア育成を推進、合同会社ZENが新事業に着手
合同会社ZENは兵庫県神戸市から「神戸市エンジニア創出事業運営業務」の委託候補として選ばれ、2024年4月1日から活動を開始することとなりました。このプロジェクトは、全国的に不足しているエンジニアの育成やコミュニティ形成を通じて、起業やスタートアップを含む市内企業との連携を図り、神戸経済の活性化を目的としています。
神戸市はIT化を促進しており、特にスタートアップの支援に力を入れています。日本の都市部における課題として、一極集中が挙げられており、エンジニアなどのクリエイターの不足が深刻です。この事業を通じて、神戸市内のエンジニア同士の交流を促進し、コミュニティの見える化を図り、ネットワーキングの機会を提供していきます。また、プログラミング技術を学ぶエンジニアに対して、スキルアップの機会も充実させる方針です。
HACK.BARの役割
合同会社ZENは、神戸市内にエンジニアが集うバー「HACK.BAR」を運営しており、2022年の創業以来、累計で4000名ものエンジニアが来店しました。この場所は、特に海外から訪れるエンジニアの方々にも人気であり、2023年12月にはスイスでのイベントを開催し、200名以上のエンジニアが集まりました。
HACK.BARはエンジニア同士のつながりを強化する役割も果たしており、イベントを全国各地で開催することで、エンジニアが参加しやすい環境を整えています。このような実績をもとに、神戸市のエンジニア育成事業を全面的にバックアップすることで、地域経済の発展に寄与することを目指しています。
神戸市エンジニア創出事業の概要
神戸市では「Kobe x Engineer's Lab(神戸エンジニアラボ)」というエンジニア創出事業を展開しており、次世代のIT人材を育成するためのコミュニティ運営に力を入れています。合同会社ZENはこの事業の運営を引き続き担当し、既存資産の最大化やコミュニティの発展を果たすために、様々な活動を支援する方針です。
具体的には、勉強会やハッカソンの開催支援、ネットワーキングイベントの実施など、エンジニアが活動しやすい場を提供します。これにより、行政と連携しつつ地域の人材育成を加速させていくのです。
神戸市の魅力
神戸市は兵庫県南部に位置する、約150万人が住む国際都市です。海と山に囲まれたこの街は、異文化交流が盛んであり、美しい自然環境と共存しています。神戸ビーフをはじめとする食文化や多くのグルメスポットも魅力で、日本を代表する港湾都市として貿易や観光業が発展しています。教育・研究機関が多く存在し、学問の街としても知られています。
代表の想い
合同会社ZENの代表、井手翔陽はこのプロジェクトに大きな期待を寄せています。エンジニアが集い、新たなアイデアやプロジェクトが生まれる場所を神戸市に作り上げたいと考えています。彼の想いは、
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神戸市におけるエンジニア育成の新たな取り組みが、地域経済の発展と次世代の人材育成に貢献することを期待しています。