イマクリエイトが東京都の新事業分野開拓者に認定
イマクリエイト株式会社(本社:東京都品川区、代表取締役CEO:山本彰洋)は、東京都の「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」において、新商品等を生産・提供する新事業分野開拓者として認定されたことを発表しました。これは、同社が開発したVR研修コンテンツが、東京都水道局の実務研修において向上した効果を示した結果でもあります。
現場対話型スタートアップ協働プロジェクトとは
「現場対話型スタートアップ協働プロジェクト」とは、東京都が抱える課題を解決するために、優れた技術やアイデアを持つスタートアップと対話を通じて連携する取り組みです。イマクリエイトは令和6年度第1期プロジェクトに選定され、東京都水道局が提供する研修の効果を高めることを目的に、VRトレーニングコンテンツを開発しました。
このVR研修は、水道管接合や浄水施設の保守業務に必要なスキルを身につけるために設計されており、若手職員の能力向上を図ることが期待されています。開発の過程では、株式会社プレミアムアーツの協力を得ており、より現実的で効果的な研修内容となっています。
プロジェクトの成果
研修に関わる東京都水道局の職員100名以上を対象に、開発されたVRコンテンツのデモとアンケートを実施したところ、80%以上の参加者が「理解度」や「満足度」についてポジティブな反応を示しました。この結果、プロジェクト開始時に設定したKPIにおいても目標を達成したことが確認されました。
新事業分野開拓者認定の意義
新事業分野開拓者として認定されることで、イマクリエイトは東京都庁との随意契約による事業実施が可能となり、公共調達の手続きが簡略化される特典があります。これにより、認定された技術や製品の社会実装が進みやすくなるのです。
- - 認定者:イマクリエイト株式会社
- - 新商品等:XR(VA/AR/MR)トレーニング及びシミュレーションシステムの開発
- - 認定期間:令和7年3月28日~令和10年3月31日
イマクリエイトのビジョン
イマクリエイトは、「血を通わす。データに、人に、世の中に。」というミッションを掲げ、現実の壁を超えた自由で便利な社会の実現を目指しています。従来の2Dコンテンツではなく、身体性を強調した「する」という行動の中で活用されるVR技術に焦点を当て、新たな価値を創出しています。多様な企業と共同でXR技術の研究を進め、実用化を目指して取り組んでいます。
このようにイマクリエイトは、VR技術を用いた新たなアプローチで東京都水道局の現場研修に貢献し、今後の社会実装に向けた取り組みを一層強化していくことでしょう。