双日とKeppel、省エネルギー・バイオ燃料分野で戦略的提携へ！脱炭素化社会の実現に向け協業

双日株式会社は、シンガポールに本社を置くグローバルな資産運用会社であるKeppel Ltd.と、省エネルギーソリューションやバイオ燃料などの分野において、戦略的提携に向けた覚書を締結しました。

ケッペルは、インフラ、不動産、コネクティビティの分野にまたがるサステナビリティ関連ソリューションに専門性を有する企業で、世界20カ国以上で事業を展開し、再生可能エネルギー、クリーンエネルギー、脱炭素化、持続可能な都市再生、デジタルコネクティビティのための重要なインフラとサービスを提供しています。

両社は今後、アジア太平洋地域を対象に、個別空調に比べて CO2排出量が抑えられる地域冷房事業などの省エネルギー事業分野と、SAF（Sustainable Aviation Fuel：持続可能な代替航空燃料）やバイオエタノール製造などのバイオ燃料分野などで協業を検討します。

双日は、「エネルギー・素材ソリューション領域」を中期経営計画2026の戦略的強化領域に設定しており、脱炭素・循環型社会実現へ貢献するプロジェクトを推進していきます。

今回の提携により、双日はケッペルのサステナビリティ関連ソリューションと専門性を活用することで、脱炭素化社会の実現に向けた事業を加速させることが期待されます。また、ケッペルにとっても、双日の日本市場におけるネットワークや事業ノウハウを活用することで、アジア太平洋地域での事業拡大を図ることが可能となります。

両社は、今回の提携を通じて、持続可能な社会の実現に貢献していくことを目指しています。