マイク・ペン氏がムーンの新CCOに就任
日本の新たなビジネスの創出を目指すムーン クリエイティブ ラボに、マイク・ペン氏がチーフ・クリエイティブ・オフィサー(CCO)として就任しました。本ラボは三井物産グループの一部として、さまざまな産業に深い専門性を持つチームのアイデアを形にするイノベーションの場です。
マイク・ペン氏の経歴
ペン氏は、デザインにおける人間中心のアプローチを核にしたビジネスモデルの構築をリードする役割を担います。2011年にIDEOの東京オフィスを共同設立し、数多くのプロジェクトで成果を上げてきた彼の経験は、ムーンのデザイン戦略にも大きな影響を与えるでしょう。特に、新ビジネスにおいて彼の持つ創造力と専門知識が新たな方向性を示すことが期待されます。
ムーンのCEOである横山賀一氏は、ペン氏の就任について非常に期待を寄せています。「マイクはMoon創業チームのコアメンバーであり、その経験は今後の事業拡大において大きな強みとなる」と語る横山氏。彼と共に新しいビジネスモデルの創造に向けた大胆な発想を繰り広げることが、ムーンの次なるステップへの鍵となるでしょう。
IDEOとの連携
ペン氏はIDEO在籍中にD4V(Design for Ventures)を共同設立し、アーリーステージのベンチャーに特化した投資を行う独自の取り組みを展開してきました。このD4Vは、日本におけるユニークなベンチャーキャピタルの一例として、世界的にポジティブな影響を持つ商品やサービスの共同開発に重きを置いています。IDEOとの連携を維持することで、ムーンはさらに広範なネットワークを持ち合わせ、新たなインスピレーションを得ることができるでしょう。
教育と社会貢献
ペン氏はカリフォルニア大学バークレー校で神経科学を学び、現在は東京大学や慶応義塾大学などでも教鞭を執っています。彼の専門性は、ムーンが目指す「人間中心」のビジネスモデル形成においても大きく寄与するでしょう。また、IDEO.orgの役員として、多様性と包括性を重視したデザインによる社会貢献を進めている点も注目です。
これからのムーン
ペン氏がムーンに加わることで、同社はイノベーションが生まれやすい環境を提供できるでしょう。45,000人以上の社員から寄せられるアイデアを基に、さらに具体化されたビジネスモデルを構築することが期待されます。これにより、三井物産グループのさらなる成長と持続可能な未来に向けての貢献が見込まれています。
新たなリーダーシップを得たムーン クリエイティブ ラボ。今後の展開が非常に楽しみです。詳細は
ムーンの公式サイトをご覧ください。