医療AIの新時代
2025-05-28 16:06:07

MedBank株式会社が医療AIの新たな地平を切り拓く!診断支援システムの実用化目指す

MedBank株式会社の革新技術



MedBank株式会社は、東京都中央区に本社を置く企業で、医療AI技術において新たな一歩を踏み出しました。代表取締役CEOの李明宙氏が率いる同社は、癌の早期発見と診断精度向上を実現するために、超音波および病理画像を用いた二つの新しいAI診断支援システムを開発しました。このシステムの実用化は2026年を予定しており、医薬品医療機器総合機構(PMDA)への申請準備が進められています。

2つのAIシステムの特徴



今回発表されたシステムは、1) 超音波甲状腺結節画像診断AI支援システム、2) 病理肺癌診断AI支援システムの二つです。これらのシステムは、臨床現場でAIが瞬時に画像を解析し、医師の負担を軽減し、診断にかかる時間を短縮することを目的としています。

超音波甲状腺結節画像診断AI支援システム



このシステムは、特に悪性リスクの高い結節を見逃さないことに重点を置いて開発されました。専門医による正確なアノテーションを基にしたデータを活用し、高精度なアルゴリズムが設計されています。実際の臨床での活用を考慮した設計で、AIは診断の初期段階から情報を提供し、医師がスムーズに判断できるよう支援します。

病理肺癌診断AI支援システム



病理肺癌診断AI支援システムは、肺癌の病理組織スライド画像を対象に、AIが自動的に分類・評価する機能を持っています。順天堂大学病院との共同研究により開発されたこのシステムは、実際の臨床データに基づいて高精度なモデルを搭載しています。医師によるダブルチェックを前提にしているため、効率的かつ安全に診断を行うことが可能です。これにより、病理医の負担を軽減し、医療リソースの最適化を図ります。

将来的な展望



MedBankは、今後医療AI技術を全ての癌種に応用することを計画しており、多言語対応(英語・中国語・韓国語等)を進めて海外市場への展開を加速させる意図も示しています。また、クラウド型のAI診断支援プラットフォームを構築することも目指しています。このように、同社の技術革新は、医療界に新しい潮流をもたらすことになるでしょう。

戦略的パートナーシップの模索



さらに、MedBank株式会社はVC、CVC、事業会社との戦略的パートナーシップを構築することを視野に入れています。医療AI分野における技術革新を共に追求する企業や投資家と積極的に連携を図り、より高い価値を提供することを目指しています。医療業界の革新に関心を持つ方々は、ぜひ同社の取り組みに目を向けていただきたいと思います。

お問い合わせ



MedBank株式会社に関する詳細やメディアインquiriesは、広報担当にご連絡ください。

Email: [email protected]

今後、MedBank株式会社は医療AI技術の進化をリードし、医療現場における貢献を続けていくことでしょう。私たちの未来を変えるこの技術に期待が高まるばかりです。

会社情報

会社名
MedBank株式会社
住所
東京都中央区日本橋堀留町1丁目9番10号日本橋ライフサイエンスビルディング7
電話番号
03-6661-1702

トピックス(科学)

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