環境に優しい自販機
2024-08-09 15:18:42

アイシングループ、環境配慮型自販機でカーボンニュートラルを推進中

アイシングループ、環境を守る自販機を導入



アイシングループでは、カーボンニュートラルの実現に向けた画期的な取り組みの一環として、アサヒ飲料が開発した「CO2を食べる自販機」を建物内に設置しました。この自販機が導入された背景には、企業としての環境への責任感と持続可能な社会の実現に貢献したいという強い意志が横たわっています。

この自販機は、国内初の大気中の二酸化炭素(CO2)を吸収する機能を持ち、2023年に登場しました。自販機内には特別なCO2吸収材が搭載されており、周囲のCO2を効果的に取り入れることができます。吸収されたCO2は、アイシングループのグループ会社である新三商事の自社農園で使用される土壌改良剤の材料として生まれ変わります。

自販機の仕組みとその効果



「CO2を食べる自販機」は、単なる飲み物の販売機にとどまらず、環境保護に寄与する重要な存在です。吸収材の機能により、大気中のCO2を吸収し、これを肥料やコンクリートなどの工業原料として有効活用することが期待されています。この自販機が生産する新しい資源は、カーボンニュートラルに向けた道筋を築く上で重要な役割を果たします。

新三商事は、社員食堂で提供する野菜を自社農園で栽培し、その際に発生する食べ残しから堆肥を製造し、再利用する循環型がんばります。このプロセスは、資源の循環利用を促進し、環境負荷の低減に寄与しています。自販機が吸収したCO2を使った土壌改良剤は、堆肥と混ぜて農園に散布され、これにより土壌の酸度(pH)を調整し、植物の健康を保つ効果が期待されています。

目標に向けた今後の展望



アイシングループは、2050年までにカーボンニュートラルを達成することを宣言し、全社一丸となってこの目標に邁進しています。新三商事は、2025年を目標にグループ内の各社に「CO2を食べる自販機」を展開する計画を進めています。この取り組みを通じて、CO2の削減と資源循環、さらに持続可能な社会の実現に向けたアプローチを加速させます。

まとめ



今後もアイシングループは環境技術の開発を推進し、社会や自然との共生を図ります。この自販機の導入は、その一歩として大きな意義を持つものとなるでしょう。アイシングループは、企業の社会的責任を果たしつつ、未来への持続可能な選択肢を提案し続けていきます。


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会社情報

会社名
株式会社アイシン
住所
愛知県刈谷市朝日町2-1
電話番号
0566-24-8441

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