尿がん検査「マイシグナル」がサエラ薬局で提供開始！健康管理の新たな選択肢

尿がん検査「マイシグナル」の新サービスがスタート

2024年12月17日（火）、Craif株式会社が開発した尿がん検査「マイシグナル®︎」が、大手調剤薬局チェーンの「サエラ薬局」で提供されることが発表されました。この取り組みは、健康管理における新たな選択肢として、多くの人々に注目されています。

サエラ薬局での提供内容

「マイシグナル」シリーズには、がんリスクを評価するためのさまざまな検査メニューが用意されています。今回のサービス提供を開始する「サエラ薬局」の一部店舗では、以下の2種類の検査が受けられます：

- マイシグナル・スキャン：高精度でがんリスクを評価する検査
- マイシグナル・ライト：手軽にがんリスクを評価する検査

具体的な提供店舗は次の5つで、名古屋近郊でもアクセスしやすい場所に位置しています：

- サエラ薬局春日井店
- サエラ薬局勝川駅前店
- サエラ薬局砂田橋店
- サエラ薬局城西店
- サエラ薬局ひなが店

「マイシグナルシリーズ」の概要

「マイシグナル」シリーズは、がんの予防と早期発見を目指した包括的な検査サービスです。マイクロRNAとAIを活用して、がんリスクを高精度で評価する「マイシグナル・スキャン」、手軽に評価できる「マイシグナル・ライト」、さらに、がんに特化した遺伝子検査「マイシグナル・ナビ」やDNAダメージをモニタリングする「マイシグナル・チェック」などがあります。これらの検査は、尿やだ液を採取するだけで体に負担が少ないのが特徴です。

検査を受けることで、自己の体質的リスクを把握し、日常的にDNAダメージをモニタリングすることで、がんの発症を未然に防ぐ手助けをします。また、がんの早期発見が可能となるため、健康維持に大きな役割を果たすことでしょう。

Craif株式会社とは

Craif株式会社は、2018年に設立された名古屋大学発のベンチャー企業です。尿などの容易に採取できる体液から、マイクロRNAなど病気に関連した生体物質を高精度で検出する技術「NANO IP®︎（NANO Intelligence Platform）」を持っており、がんの早期発見や個別化医療の実現に向けた検査の研究開発を行っています。

代表の小野瀨隆一氏は、「私たちの技術は、がん予防と早期発見をいかに進めるかを常に考慮した上で開発されています。今回のサエラ薬局との連携を通じて、より多くの方にこの検査を利用していただきたい」と語っています。

ただし、「マイシグナルシリーズ」は医療機器ではなく、がんリスクの判定を行うものであり、診断としての役割は持ちません。リスクが低いと評価された場合でも、必ずしもがんが無いわけではない点に注意が必要です。