情報通信技術分科会第182回開催、未来の通信技術を議論

情報通信技術分科会第182回開催について



令和6年10月10日、総務省における情報通信技術分科会の第182回会議がオンライン形式で開催されます。この会議では、情報通信技術の今後の発展に向けた重要な議題が議論される予定です。

議題の概要


今回の会議では、以下の2つの報告案件がメインの議題として設定されています。

1. 非常時における携帯電話サービスの事業者間ローミングに関する技術的条件の検討
- これは、平成17年10月31日付けの諮問第2020号に基づき、災害時でも通信が維持されるための技術的条件についての検討が始まるものです。携帯電話が使えなくなる事態を防ぐための重要なステップと言えます。

2. NICTの中長期に向けた技術戦略に関する検討
- 平成26年12月18日付けの諮問第22号に関連し、今後の研究開発の方向性を決めるための会議が提案されています。この技術戦略は、日本が通信技術の最前線を維持するために不可欠な施策となるでしょう。

また、答申案件として、国際無線障害特別委員会(CISPR)に関連する規格や非静止衛星通信システムの技術的条件なども討議される予定です。

傍聴について


会議の傍聴を希望する方は、10月8日までに事前の登録が必要です。登録された方には、傍聴方法の案内が送付されますので、注意が必要です。傍聴者が多い場合は抽選となるため、早めの登録をお勧めします。

会議に参加予定の皆様には、以下の留意事項が求められています:
  • - 静かに傍聴し、他の参加者への配慮を忘れないこと。
  • - 総務省の職員や議会の指示に従うこと。

この会議は、情報通信の未来を形作る重要な場と位置付けられています。専門的な知見を持った多くの方々が参加し、様々な意見を出し合うことで、より良い通信環境の実現が期待されます。

情報通信技術の進展は、私たちの生活やビジネスに深く関わっているため、このような会議での議論が実際にどのような影響を及ぼすか、注目が集まっています。

トピックス(IT)

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