大阪から全国への新たな一歩
一般社団法人明日へのチカラが、2026年2月25日に「一般社団法人全国ドコデモこども食堂」へと名称を変えることを発表しました。この社名変更は、全国25の都道府県で構築したネットワークの象徴であり、「どこでも地域の子どもたちが安心して食事できる社会」を目指す新たな決意を表しています。
社名変更の背景
この団体は2022年3月に設立され、当初は数店舗からスタートしましたが、現在では91の支援団体や176の協力飲食店と連携し、子どもたちに累計11,849食、38,460,000円相当の食事を提供しています。この活動を始めたのは、岩朝しのぶ代表理事が子ども支援の現場で感じた「もっと早く支援ができていれば」という思いからでした。彼女は、孤立する家庭の中で成長する子どもたちが抱える無力感を解消し、安心して育てられる環境を提供するために、「食」を通じて地域全体が子どもを見守る仕組み作りに挑戦しました。
全国ドコデモこども食堂の仕組み
全国ドコデモこども食堂とは、地域の飲食店で子どもたちが「いつでも」「無料で」「安心して」食事を楽しめる新しい形式の食堂です。従来のこども食堂は決まった日時の提供が多かったですが、それに対して本プロジェクトでは、食事チケットを用いて子どもたちが自由に選び、気軽に利用できるように設計されています。
この仕組みは、貧困状態にある子どもたちに自分で選べる自由を与え、自己肯定感を高める役割を果たしています。また、事業側も飲食店には全額支給され、支援団体も子どもの利用状況をリアルタイムで把握できるため、持続可能な運営が可能となっています。
社名変更についての意義
社名変更は単なる名称の更新でなく、全国で活動する仲間との絆を象徴しています。これまで多くの方々が協力してくれたお陰で、全国的に知られる存在となりました。「全国で子どもたちが安心して食事ができる場所をつくり続ける」という新たな使命を掲げ、今後も地域密着型の支援活動を展開していくつもりです。
今後の計画と展望
2026年度の目標は、協力飲食店を200店舗に増やし、未進出の都道府県への展開を加速することです。また、年間食事提供数1万回を安定的に達成することを目指しています。さらに、全47都道府県での事業展開や、地域支援団体とのネットワーク強化を促進し、持続可能な支援体制を構築する予定です。
この団体の活動は、子どもたちの未来を照らすあたたかな光となっており、全国の仲間たちと共にその光をもっと大きくするべく努力していきます。