未来のカケラ:震災の記憶
2015-11-29 16:35:43

岩手県小学5年生の作文が映画化!震災からの復興を描く感動作『未来のカケラ』

岩手県小学5年生の作文が映画に!感動の短編映画『未来のカケラ』



2015年、東北の復興を願って開催された作文コンテスト。その最優秀作品に輝いたのは、岩手県在住の小学5年生、岩間壮太さんの力作でした。彼の作文は、被災地の現状と、未来への希望を力強く描いたもので、多くの審査員を感動させました。

この作文を原作に制作されたのが、短編映画『未来のカケラ』です。2016年1月に完成予定の本作品は、見習い大工の壮太が、お客様の物置を造る中で、自身の過去と向き合い、成長していく物語を描いています。

監督を務めたのは、渡邊世紀氏。彼は、東北の人々の被災経験と、そこから立ち上がろうとする姿を丁寧に描き出し、未来への希望を象徴するような作品にしたいと意気込みを語りました。

主演は須賀健太さんと大島麻衣さん。二人のほか、塩野瑛久さん、栗山航さん、戸塚純貴さん、六平直政さんなど、豪華キャストが出演します。

2015年11月29日、盛岡市内のホテルでは、作文コンテストの授賞式と映画の制作発表会が行われました。授賞式には、俳優の別所哲也さんも出席。受賞者たちに賞状を手渡すとともに、岩間壮太さんの作文朗読も行われました。

岩間君は、自身の経験を「人に伝えるために作文を書いた」と語り、映画化されることに喜びを表現しました。制作発表会では、『未来のカケラ』の概要が発表され、監督の渡邊氏も登壇。東北への思いを込めて、力強く作品を作り上げたいと熱意を語りました。

完成した『未来のカケラ』は、政府広報オンラインやショートショートフィルムフェスティバルなどで公開予定です。また、2016年2月には、岩手県、宮城県、福島県で上映会が開催される予定で、BSでの放送も検討されています。

この映画は、単なる震災を描いた作品ではありません。被災地の人々の強さ、そして未来への希望を鮮やかに描き出した、感動的な作品です。多くの人々に、東北の現状と未来への可能性を再認識させる機会となるでしょう。

作品概要



タイトル: 未来のカケラ

原作: 岩間壮太(岩手県在住、小学5年生)

監督・脚本・編集: 渡邊 世紀

エグゼクティブプロデューサー: 別所 哲也

キャスト: 須賀 健太、大島 麻衣、塩野 瑛久、栗山 航、戸塚 純貴、六平 直政 他

公開予定:

政府広報オンライン特集サイト (2016年2月公開予定)
ショートショート フィルムフェスティバル & アジア HP内特設ページ (2016年2月公開予定)
岩手県、宮城県、福島県上映会 (2016年2月予定)
BS放送 (予定)

関係者コメント



岩間壮太さん: 自分の経験したことを人に伝えるために作文を書きました。自分の作文が映画になるとは思っていなかったので、びっくりしています!

渡邊世紀監督: 東北の方々の被災の経験を自分なりに感じて、立ち上がっていく姿を全力で作り届けたいと思います。未来をイメージする創造力こそが最強の力だと思っているので、未来を感じられる作品にしたいです。

別所哲也さん: この作品を通じて、東北の復興への取り組み、そして未来への希望を多くの人に伝えたいと考えています。

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株式会社 エヌ・ティ・ティ・アド
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東京都品川区上大崎3-1-1JR東急目黒ビル
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