ガイアックスが日本DAO協会に賛助会員として参画し新たな未来を築く

株式会社ガイアックス（本社：東京都千代田区、代表執行役社長：上田祐司、証券コード：3775）は、2024年に設立予定の一般社団法人日本DAO協会に賛助会員として参加することを発表しました。DAOとは自律分散型組織のことで、メンバーの意見や投票によって意思決定を行う新しい形の組織です。ガイアックスは、DAOの導入と実務支援を通じて、社会や業界に新たな変化をもたらす努力を続けていく意向を示しています。

日本DAO協会の目的は、DAOに関するガイドラインの作成や普及、DAOツールの認証など多岐にわたります。この協会にはさまざまなバックグラウンドを持つメンバーが集まり、業界全体の発展に寄与することを目指しています。ガイアックスは、多様なコミュニティやビジネスの未来を考える上で、DAOを活用した革新的なビジネスモデルの創出を推進します。

今回の参画について、ガイアックスのDAO事業部事業責任者である峯荒夢（みねあらむ）氏は、「当社が日本DAO協会の賛助会員として活動できることを大変嬉しく思います。DAOの可能性を最大化するための環境を整えることが私たちの使命です」とコメントしています。彼はDAO組成支援ツール「DAOX」と「RooptDAO」の開発にも携わっており、これらのツールは日本DAO協会の審査を経ており、業界全体の成長を支援するための基盤となっています。

さらに、ガイアックスはDAOの立ち上げから運用支援まで幅広く対応できる体制を整えています。DAOXは、複数のサービスを一元化し、各種設計やプロジェクトマネジメントを含む総合的なサポートを提供します。このように、DAO型のコミュニティの構築から運用までの包括的な支援が可能です。

また、ガイアックスの取り組みはブロックチェーン分野にも広がっており、同社は2015年からこの領域での研究開発を進めてきました。これにより様々な企業や地域との連携の下で、実績も積み上げてきています。特に、鳥取県智頭町や静岡県松崎町との「美しい村DAO」の組成や早稲田大学との連携によるスマートシティ開発等、多岐にわたるプロジェクトが進行中です。

また、DAOの仕組みをより多くの人が理解できるよう、教育や啓発活動にも力を入れています。情報サイト「Blockchain Biz」では、DAOに関連する用語解説や国内外の事例紹介を行っており、DAOの理解促進を図っています。これらの情報提供は、DAOに興味を持つ企業や個人にとって非常に有益です。

最後に、ガイアックスは「人と人をつなげる」をミッションに掲げ、社会課題の解決に向けた取り組みを進めています。今後もDAOを活用した新しいビジネスモデルの創出に努め、個人の力が輝く社会を実現していく方針です。業界全体の進展と共に、DAOの未来に向けて更なる活躍が期待されています。