ゲストを呼び戻す新しいアプローチ『icotto!』の誕生
結婚式という特別な日の重要な要素の一つが、招待状です。しかし、近年では結婚式の参加者が減少しており、身近な友人や親族を招待することが難しいと感じる新郎新婦が増えています。そんな状況の中、ブライダル業界に革新をもたらすために開発されたのが、世界初の『ゲストが引出物を選べる招待状』である『icotto!』です。
icotto!とは?
『icotto!』は、ゲストに自身の好みの引出物を選ばせることができる新しい形の招待状です。新郎新婦は、招待状を通じてゲストに「来てほしい!」という気持ちを伝え、ゲストはことば介しなくとも自分の好きなアイテムを選ぶことができるという、まさに新しいパラダイムシフトを実現しました。
背景にある思索と開発ストーリー
このサービスの開発にあたって、ブライダル市場の商品開発に携わるメンバーが集まり、試行錯誤を重ねました。浦田さんは、ある日営業から「無印良品のバッグに引き出物を入れている結婚式が好評だ」と聞いたことが、この新しいアイデアの発端となったと語ります。
「結婚式の引出物は、式場オリジナルの紙袋に入れられることが多いですが、その紙袋自体が本当に嬉しいサービスなのか疑問でした。そこで、捨てられる運命の紙袋なら、むしろ使えるバッグに引出物を入れて渡したら良いのではと考えたのです」と浦田さんは振り返ります。
このアイデアから、様々な試作品が生まれては消えていきました。入野さんは、試作品の多くが「安っぽい」と評価され、より高級感のある素材を試みるべく何度も改良を行ったと話します。そこから、ゲスト自身が好きなアイテムを選べるという考え方に辿り着いた時、画期的なアイデアが生まれました。
ゲストのニーズに応える選択肢
新郎新婦が贈り物を選ぶのではなく、ゲスト自身が欲しいものを選ぶという発想が定着すると、より参加しやすい結婚式が実現します。入野さんの「ゲストの選択肢が増えれば、参加したいという気持ちが湧くでしょう」という言葉が示すように、icotto!は新郎新婦にとっても、ゲストにとっても気軽に結婚式を楽しむための手段となります。
招待状に込められた思い
icotto!の名称には「行こっと!」という親しみやすい気持ちが込められており、招待状を受け取ったゲストはその瞬間に参加へのワクワク感を感じることができます。この新たな形の招待状が広まることで、欠席返信を恐れて招待状を送りづらくなっている新郎新婦の背中を押すことができると信じられています。
未来への展望
『icotto!』によって、結婚式に対するネガティブな意見が軽減されることを目指しています。具体的な目標は、結婚式の意義を再認識させ、「祝うことの喜び」を再び多くの人に広めることです。
「式を挙げなかったことを後悔している人にも、新郎新婦の想いを伝えられる機会を提供したい」と浦田さん。『icotto!』は、新たなる結婚式の形を提示することで、すべての参加者にとってより良い体験を実現することを目指しています。
まとめ
結婚式という一生に一度の特別な日を、招待状でより素晴らしく演出するために生まれた『icotto!』。新郎新婦もゲストも共に楽しめる結婚式の未来を切り開くこのプロジェクトから、今後も目が離せません。