障がい者支援施設職員向けeラーニング「サポカレ」新コンテンツ
障がい福祉サービスの現場で貢献している支援員の能力向上を目的としたオンライン研修「サポーターズカレッジ(通称・サポカレ)」。その新しいコンテンツ「こどもを支える制度と支援の基本」が、2023年10月に配信されることが発表されました。このプログラムは、こどもや家庭を取り巻く施策の重要性を認識し、現場での実践をより効果的にするために設計されています。
コンテンツ概要
今回の新たな講座は、障がい福祉サービス施設で働く職員向けに特別に用意されています。「サポーターズカレッジ」は、こども家庭庁の設立やこども基本法の施行など、最近の制度改正に基づく情報を中心に、全6回で構成されたプログラムです。特に今月の前半3回では、次のようなポイントを取り上げます。
1.
こども政策に関する重要事項
こども政策の全体像や障がい児、医療的ケア児への支援についての重要性を詳述します。
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2.
障がい児通所支援の基本理念とガイドライン
障がい児に対する支援の基本理念と、それに関連する各種ガイドラインの要点を解説します。
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3.
障がい児通所支援の立ち位置
障がい児通所支援の重要な役割や保護者との連携の大切さについて学びます。
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講師紹介
本講座の講師は、東京都中央区立子ども発達支援センターに所属し、主任相談支援専門員として活躍する
稲垣 藍氏です。彼女は医療的ケア児コーディネーターとしても知られており、障がい児支援に関する深い知見を持っています。受講者は、稲垣氏の豊富な経験を通して、より実践的な知識を得られることでしょう。
受講方法と費用
「サポーターズカレッジ」の受講には、年間受講料165,000円(税込)をお支払いいただくことで、何名でも受講し放題となっています。このような制度により、同じ施設内で働く全ての職員が共に学ぶことができ、支援力を向上させるための良好な環境が整います。また、5施設までは追加料金なしで利用できるため、中小企業でも手軽に導入できる点が魅力です。
制作チームのコメント
制作担当者からは、「今回の講座を通して、こども家庭庁の背景や制度について深く学ぶことができ、この知識が支援の工夫や地域連携において大変役立つと感じています」とのコメントが寄せられました。また、「5領域に基づく考え方は、こどもだけでなく成人支援にも活用できる可能性があり、幅広い支援視点を得られる」との期待も寄せられています。
まとめ
この新たな講座「こどもを支える制度と支援の基本」は、障がい児支援の現場での実践に必要な知識を体系的に学ぶ好機です。専門的な知見を通じて、より質の高い支援を施し、現場で働く皆さまのスキル向上に一助となることでしょう。興味のある方は、ぜひご視聴ください。そして、日々の業務に役立てていただければ幸いです。
詳しくは、こちらもご覧ください: サポーターズカレッジ概要
NPO人材開発機構の紹介
NPO人材開発機構は、障がい者支援施設の職員に対し、最前線で必要とされる知識やスキルを身に付ける機会を提供しています。具体的な研修を通じて、職業意識の向上や業界全体の認知度向上を図ることを使命としています。