JALとバンダイナムコが未来を見据えた特別企画を発表
2025年に開催される大阪・関西万博に向けて、日本航空株式会社(JAL)と株式会社バンダイナムコホールディングスが共同で実施する特別企画が注目を集めています。これにより、子どもたちに「未来」を考える機会が提供されます。
この企画は「JAL×GUNDAM FLY TO THE FUTURE PROJECT」の一環として開催され、大阪・関西万博の「GUNDAM NEXT FUTURE PAVILION」と連携しています。このプログラムの趣旨は「ガンダムを通じて世界中の人々とつながり、ともに未来を考える」ことです。子どもたちが楽しく学びながら、航空や環境問題に対する関心を深めていきます。
エコプラ・ガンプラ組立体験
特に注目すべきは、「エコプラ」と呼ばれるガンプラの組立体験です。このエコプラはリサイクル素材を使用しており、バンダイのガンプラリサイクルプロジェクトから回収したプラスチックを運用。また、JALのサステナビリティ活動を紹介した「かくれナビリティ」という資料も配布され、学びをサポートします。これにより、環境問題を意識する重要性を強調し、お子様たちに持続可能な社会を目指す意識を育てます。
プログラムは2025年8月1日からスタートし、ジェイエアの全路線で搭乗する小学校3年生までのお子様を対象として実施されます。お子様は機内で希望すると、エコプラを受け取ることができるのです。
大阪国際空港の特別イベント
また、8月30日には大阪国際空港で特別なイベントが開催され、整備士によるガンプラ組み立て教室が行われます。この教室では「1/144 RX-78-2 ガンダム 組立体験会Ver.」を使用し、参加者が自分の手でガンプラを組み立てる楽しさを体験できます。さらに、JALの特別仕様のレストランバスに乗って空港内を見学するバスツアーも実施されます。このバスツアーは制限区域内を走行し、ジェイエアのパイロットがガイド役となります。
最大4人のグループで参加可能で、事前に8月4日に公式ウェブサイトで詳細が公開されます。大人も一緒に参加できるため、親子で楽しむ貴重な体験となります。
次世代のためのシナジー
JALとバンダイナムコはこのような体験を通して、次世代の子どもたちの好奇心を刺激し、未来社会について考えるきっかけを提供しています。このプロジェクトは環境問題に対する意識を育てることも目的とし、航空業界とエンターテインメントの融合によって、多様な学びの場を創出しています。私たち大人も、子どもたちと一緒にこの未来を考え、共に成長することが求められています。子どもたちの未来を形作るこのような試みが、さらに広がることを願っています。