リユースとリサイクルの新時代!LINEミニアプリ「宅配PASSTO」の全貌
LINEヤフー株式会社が展開するサステナビリティに関するメディア「サストモ」にて、株式会社ECOMMITと協力し、資源循環サービス「宅配PASSTO(パスト)」を展開しています。このサービスは、自宅から不要品を簡単に発送でき、集まった品物をリユースやリサイクルするという革新的な取組です。
資源循環サービス「宅配PASSTO」とは?
「宅配PASSTO」は、LINE公式アカウントを通じて不要になった品物を無料で送り、ECOMMITの提供する資源循環システムによって再利用や再資源化を促進します。2024年9月から10月末の間、関東・中部・関西地域で提供され、約44トンの不要品が回収されました。
このプロジェクトにより、ユーザーが手軽に不要品のリユースやリサイクルに参加できる仕組みが確立され、資源の有効活用と循環型社会の実現に向けて大きな一歩を踏み出しています。
LINEミニアプリの登場
2025年11月27日、資源循環サービス「宅配PASSTO」の利便性を向上させるため、LINEミニアプリが導入されました。従来は申し込みがWebページを通じて行われていましたが、これにより申し込みから集荷依頼までを一括してLINE上で処理できるようになりました。これにより、利用者はスマホ一つで面倒な手間を省け、自宅から直接不要品を手放すことができます。
サステナブルな取り組みの拡大
環境省が推進する脱炭素行動プロジェクト「デコ活」にも採択された「宅配PASSTO」は、生活者が手軽に脱炭素行動を実践できる仕組みとして評価されています。この採択によって、企業と市民が共働できるサーキュラーエコノミー実現に向けた新たな道が開かれることでしょう。
受賞歴と評価
2025年8月、グローバルなビジネス杂誌Forbes JAPANによる「Forbes JAPAN Xtrepreneur AWARD 2025」で「宅配PASSTO」がサーキュラーエコノミー賞を受賞しました。この受賞は、複数の企業が協力し、ユーザーの行動を促すモデルとして、高く評価された結果です。
ECOMMITとサストモの役割
ECOMMITは、捨てない社会を実現するために循環ビジネスを推進する企業であり、全国に自社のサーキュラーセンターを設置。データ化されたトレーサビリティシステムを活用し、リユース・リサイクル率やCO2削減量を測定していることが特徴です。また、「サストモ」は「Yahoo! JAPAN SDGs」からリブランディングしたメディアで、現在540万人以上の友だちを抱え、多様な企業との連携によりサステナビリティを推進しています。
未来への展望
「宅配PASSTO」は、今後もより多くのユーザーがリユースとリサイクルに参加できるよう取り組んでいく予定です。このサービスを通じて、すべての人々が簡単にサステナブルな生活を実現できる世界の構築が期待されています。自宅から気軽に不要品を手放し、環境保護に貢献できるこのサービスは、未来の社会の在り方を示す重要な試みと言えるでしょう。
詳しい情報やサービス利用については以下のリンクから確認できます。