2024年ネットバンクに関する実態調査
2024年7月26日、株式会社メディアシークが提供するスマートフォン向けアプリ「QR/バーコードリーダー・アイコニット」のユーザーを対象に、ネットバンクに関するアンケート調査が実施されました。この調査には、全国から23,686名の回答が集まり、ネットバンクの利用状況や意見が明らかになりました。
アンケート調査の概要
この調査は、アプリ内の「アイコニット・リサーチ」で行われ、回答者の多様な背景が反映されています。ネットバンクを利用しているかどうかを尋ねたところ、55%の人が現在も利用していると回答。一方、過去に利用経験はあるが今は使用していないという人が8%、利用していないと答えた人は37%という結果でした。
利用者の声:ネットバンクの良い点
ネットバンクの利用者からは、「手続きがオンラインで完結できる」という意見が最も多く挙げられました。次いで、「手数料が安い」、「リアルタイムの残高確認が可能」、「預金の金利が高い」、「充実したサービス」と続きました。これらのポイントは、ネットバンクの利便性の高さを示しています。特に、デジタル化が進む現代において、非対面で手続きが済むというのは、忙しい多くの人にとって大きなメリットです。
未利用者の理由:ネットバンクを選ばない理由
一方で、「ネットバンクは利用していない」と答えた人々からは、主に以下の理由が挙げられました:
1. 既存の口座で十分だから
2. オンラインでの手続きが面倒だから
3. 仕組みがよく分からないから
4. セキュリティ面に不安を感じるから
5. 実店舗がないことが不便そうだから
このように、ネットバンクに対する不安や利便性への疑念が未利用の理由として強く影響していることがわかります。
ネットバンクの未来展望
ネットバンクはその利便性から多くの支持を受けているものの、一方でシステムの複雑さやセキュリティへの懸念から敬遠されることもあります。特に、年齢層によってはデジタルに対する抵抗感が強く、実店舗の存在を求める声もあるようです。
銀行業界全体がデジタル化に舵を切っている中、ネットバンクはさらなる機能の拡充とともに、ユーザーに対する教育や安心感を提供することが求められるでしょう。
今後、ネットバンクはどのような進化を遂げるか、また利用者のニーズにどう応えていくのか、注視が必要です。引き続き、ユーザーの意見を反映させながら、より良いサービスを提供していくことが期待されます。
※アンケート結果についての詳細なデータや質問がある方は、info@iconit.jpまでご連絡ください。