CRAZYの新たな挑戦
結婚式プロデュースを手がける株式会社CRAZYが、オリジナル短編ドラマ『ライフストーリー』を公開し注目を集めています。この作品は、同社の独特な組織文化と採用方針を反映したもので、全社員の約60%がリファラル採用であることが大きな特徴です。
採用の背景とその実績
CRAZYは2012年に設立されて以来、結婚を通じた人生の節目を重視してきました。「どんな結婚式をしたいか」だけでなく、「どんな人生を歩みたいか」を問う姿勢が、今の採用スタイルにも影響しています。創業から現在にかけて、社員のリファラル採用が進み、なんと45%が社員からの紹介で入社。さらに、結婚式を挙げたおふたりや参加したゲストが次々と入社しており、会社全体の14%が元顧客という驚きの実績です。
この背景には、結婚式をプロデュースする中で築かれる信頼関係と共感があります。社員自身も結婚式という大切なイベントに関わることで、自らの人生と向き合いながら仕事をしています。
オリジナルドラマ『ライフストーリー』の意義
新たな採用活動の一環として制作された『ライフストーリー』は、社員やお客様とのリアルな接点を通じて、CRAZYの熱い思いをもっと多くの人に伝えることを目的としています。このドラマでは、カオリとケイゴというカップルの結婚式を軸に、彼らがこれまでの人生を回顧する「ライフストーリー」が描かれます。初回打ち合わせでプロデューサーから「これまでの人生」について尋ねられたカオリは、父との関係に向き合うことになり、ドラマは彼女の成長を描いています。
制作チームの特徴
この短編ドラマのプロデュースは、オールナイトニッポン55周年記念公演などの実績を持つ「ノーミーツ」が担当しています。脚本・監督の小御門優一郎氏は、CRAZYで働く人々へのインタビューから「結婚式そのものよりも、その背景にある人間関係や想いを大切にしたい」と語ります。
主演には齋藤里菜を起用し、アンサンブルキャストにも実力ある俳優たちが揃っています。これまで数多くの物語を生み出してきたノーミーツが手掛けるこの作品は、CRAZYの魅力を新たな形で発信する一歩とも言えます。
公開記念イベントの開催
ドラマ公開を記念して、11月27日にはトークイベントも予定されています。このイベントでは、本ドラマのプロデューサーと実際のプロデューサーが登壇し、人生と仕事の向き合い方について話が展開されます。
まとめ
CRAZYが新たに発表したオリジナル短編ドラマ『ライフストーリー』は、リファラル採用の実態や同社の組織文化を反映した作品として、多くの人々に感動を与えることが期待されています。結婚式という舞台を通じて、人々がどのように人生に向き合うのかを描くこのドラマは、観る人にとっても新たな気づきを与えることでしょう。