神戸の海運会社が中学生に貴重な職場体験を提供!
商船三井さんふらわあ株式会社は、兵庫県教育委員会が推進する地域貢献活動「トライやる・ウィーク」に協力し、神戸市立向洋中学校の生徒3名に職場体験の機会を提供しました。2024年10月28日から11月1日までの5日間、生徒たちは六甲アイランドにある同社の施設で、充実した体験を行いました。
船上とターミナル、2つの職場を体験
生徒たちはまず、さんふらわあごーるど・ぱーるの船内を見学。乗組員の指導のもと、操舵室や機関室を見学し、普段は見られない船の内部をじっくりと観察しました。さらに、旅客サービスの営業準備にも参加し、接客業務の一端を担う貴重な経験をしました。
その後、神戸港ターミナルでは、スタッフの指導の下、ターミナルやヤードの見学を行いました。荷物の積み下ろしや管理といった物流の現場を目の当たりにし、海運業の多様な側面を学ぶことができました。さらに、旅客や物流向けの窓口書類の準備にも携わり、事務作業のスキルも習得しました。
地域社会への貢献と未来への投資
商船三井さんふらわあは、毎年「トライやる・ウィーク」に積極的に参加しており、今後も継続して学生を受け入れる予定です。同社は、地域社会との連携を重視し、海運業の重要性や魅力を若い世代に伝える活動に力を入れています。今回の職場体験は、生徒たちに海運業界への理解を深め、将来の選択肢を広げるきっかけとなったことでしょう。
海運業への理解を深める取り組み
近年、海運業界を取り巻く環境は大きく変化しています。人材不足や地球環境問題への対応など、多くの課題が山積しています。商船三井さんふらわあは、これらの課題解決に積極的に取り組みながら、同時に若い世代への教育支援にも力を入れています。今回のトライやる・ウィークへの参加は、そうした取り組みの一環であり、未来を担う若い世代に海運業の重要性と魅力を伝え、業界全体の発展に貢献する姿勢を示しています。
まとめ:地域と未来を繋ぐ取り組み
商船三井さんふらわあの「トライやる・ウィーク」への参加は、単なる職場体験にとどまりません。地域社会への貢献と未来への投資という、企業としての責任とビジョンを明確に示す活動です。生徒たちの積極的な姿勢と、同社の温かい指導が相まって、素晴らしい体験になったことは間違いありません。この取り組みが、将来の海運業界を担う人材育成に繋がることを期待したいです。
今後の展望
商船三井さんふらわあは、今後も地域社会との連携を強化し、教育支援活動を積極的に展開していく予定です。海運業の魅力を発信し、若い世代に海への関心を高めていくことで、持続可能な社会の実現に貢献していくでしょう。