家族連れが楽しむ「お客様感謝フェスティバル2025」
2025年11月8日(土)、親子で楽しめる「お客様感謝フェスティバル2025」が開催され、京成バス株式会社が主催するこのイベントには、働きやすい職場認証制度のPRブースが設置されました。来場者は4,100人を超え、そのうち約600人がこのブースを訪れ、認証制度の理解を深める機会となりました。
このフェスティバルでは、バスの展示や乗車体験、さらにミニゲームなど、多彩なコーナーが用意されており、毎年大人気を誇っています。今年は特に、SNSフォローキャンペーンやドローン体験会を通じて、参加者を惹きつける工夫が際立ちました。ブースで配布したお菓子とともに実施したこのキャンペーンでは、フォロワー数が通常の月平均の8倍から11倍に急増し、長期的な関係構築にも繋がる結果となりました。
特にドローン体験会では、順番待ちの親子に対して「ドライバーさんの働きやすさを支える認証ですよ」と説明すると、参加者からは「大事なことですね」「子どもが将来運転手になりたいので興味があります」といった反響がありました。こうした対話を通じて、参加者は認証の意義をより深く理解することができたといいます。
また、併せて実施した認知度調査アンケートの結果も注目に値します。この調査には81人が回答し、その中の約30%が「認証を知っている」と答え、約40%が「認証マークを見たことがある」との回答がありました。特に、「バスの乗車時に見た」との回答が多く、過去のイベントで見たという人も多かったことから、認証マークの接点創出に成功したと言えるでしょう。
認証マークが知れ渡ることによって、社会的認知が深まり、今後の広報活動にも良い影響を与えることが期待されます。特にマークを見たことがある人が多い中で、このマークがどれだけ人々の記憶に残っているかが今後の重大なポイントになるでしょう。
「働きやすい職場認証制度」について
「働きやすい職場認証制度」は、正式には運転者職場環境良好度認証制度と呼ばれ、国土交通省によって創設された制度です。この制度は、トラック、バス、タクシードライバーの働きやすさを「見える化」することを目的にしており、求職者の就職促進と運送事業者の人材確保を目的としています。
この認証を取得した企業は、ドライバーの労働条件や環境を改善するためにさまざまな取り組みを行っており、女性ドライバーの積極的な採用や年間休日の増加、時間外労働の短縮などを実現しています。これは、ドライバーひとりひとりのより良い労働環境を確保し、職場選びの目安としての役割も果たすものです。
この制度の審査認証を行っているのは、一般財団法人日本海事協会で、国土交通省から指定を受けた認証実施団体として活動していることが特徴です。
今後も、より多くの人々にこの認証制度を知ってもらえるよう、広報活動を継続し、認証の重要性を理解してもらう機会を増やす努力をしていきます。
公式ウェブサイト:
働きやすい職場認証制度