ICTを活用した熊本・大分復興支援団体への無償サービス
この度、熊本県と大分県を中心とした復興支援活動を行う団体に向けて、ICTを活用した新しいサービスを無償提供することが決定しました。このサービスは、組織内のコミュニケーションを支援する「いいねシステム」と、Gmailのセキュリティを強化する「GmailPlus」の2つです。
復興支援の必要性
2016年に発生した熊本地震以来、熊本と大分の地域はまだ多くの課題を抱えています。復興支援活動を行う団体は、日々の業務が忙しく、コミュニケーションの取りにくい環境に置かれることがしばしばです。そのため、効率的なコミュニケーション手段が必要とされています。
「いいねシステム」の特徴
「いいねシステム」は、Gmailでやり取りするメールに「いいね!」ボタンを追加することで、送信者に簡単にフィードバックを伝えることが可能になります。これにより、業務に忙殺される団体の方々が、個別に返信をする手間を省きつつ、ポジティブなコミュニケーションを促進します。復興支援に携わる団体が効率よく情報を共有し、共感を持ちながら活動することができるようになるのです。
「GmailPlus」の機能
次にご紹介する「GmailPlus」は、Gmailのセキュリティを強化するサービスです。以下の4つの機能が搭載されています:
1) 誤送信防止機能(送信前チェック)
2) 添付ファイルの自動ZIP圧縮及びパスワード自動送信機能
3) 宛先漏洩防止機能(メール分割送信)
4) 自動Bcc追加機能
これらの機能は、復興支援活動において多くのステークホルダーと情報をやりとりする中で、個人情報を守ることに役立ちます。安全に情報交換を行い、信頼関係を築くことができる環境を提供します。
無償提供の条件と注意事項
本サービスは、熊本と大分の復興活動を行う団体、さらには過去の災害支援を行う団体に対して無償提供されます。対象となる団体は、GmailおよびChromeブラウザを利用していることが必須条件です。提供枠は限られており、1〜10団体とし、応募は2016年9月30日まで受け付けています。
お問い合わせ先
サービスの詳細に関するお問い合わせは、当社広報担当の前田までご連絡ください。事前に選考が行われるため、興味がある団体はお気軽にご相談いただければと思います。また、選考の結果、無償提供先の公表も行います。
ICTの力を借りて、復興支援活動がよりスムーズに進むことを期待しています。
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