西日本鉄道株式会社が、アメリカのATLAS Capital Partners社と共同で新たな物流施設の開発に乗り出しました。このミッションは、アリゾナ州メサ市において物流拠点を設立することを目的とし、2023年1月29日にプロジェクトがスタートしました。
海外不動産事業の展開
西日本鉄道では、第16次中期経営計画の戦略の中で、海外不動産事業を収益拡大の主要な柱として位置付けています。現在、ベトナムやインドネシア、アメリカ、タイ、フィリピン、インドの6か国で住宅や収益用不動産の事業を展開しており、特に経済成長が著しいアジア地域では分譲住宅や賃貸オフィスの開発を推進しています。また、アメリカ市場においては持続的な需要が予測されている収益用不動産の開発にも力を入れています。
これまで、2019年にはイリノイ州シカゴ郊外に物流施設を開発し、2021年には売却を完了しています。今回のメサ市でのプロジェクトはATLAS Capital Partners社との初めての共同開発となり、アメリカでの新たな挑戦を意味します。
メサ市の魅力
今回の開発地点であるメサ市は、アリゾナ州の中部に位置し、人口約51万人を抱える迅速に成長している都市です。メサ市はフェニックス都市圏に位置し、その人口は約519万人に達します。この地域では最近、企業の進出が相次ぎ、人口も急増中です。
さらには、高速道路や空港へのアクセスが良好で、多くの大手企業がデータセンターや物流拠点を構えているため、今後の物流施設需要が高まることが予想されます。メサ市の立地条件は非常に恵まれており、今後も成長が期待される地域的な特性を有しています。
プロジェクトの詳細
本プロジェクトでは、約49,000㎡の土地を2区画に分割し、2棟の物流施設を開発する予定です。両棟は全て当社初となるIOS型(Industrial Outdoor Storage)施設で、特に1棟はテナントのニーズに合わせたBTS型(Build to Suit)開発です。この新しい施設はそれぞれ2027年の1月と10月に竣工を予定しています。
今日の市場においては、屋外保管スペースを重視した型の施設が需要されており、これに応じた開発を進めることで、収益基盤の強化を図っています。
今後、西日本鉄道は海外不動産事業のさらなる展開を目指し、国際的なビジネスの発展を後押しするための施策を講じていく意向です。これにより、国内外の市場での競争力向上を目指し、持続可能な成長を促進していく予定です。
プロジェクトの詳細については、現行の計画に基づくものであり、今後変更の可能性もあるため注意が必要です。アリゾナ州メサ市の物流施設開発が、どのように進展するのか、見守っていきたいと思います。