パリ発の最先端レンダリングソフトウェア『Predict Engine Suite』が日本市場へ進出
フランス・パリに本社を持つ「United Visual Researchers(UVR)」が、2025年より日本市場向けに最新のレンダリング・ソフトウェア『Predict Engine Suite(プレディクト・エンジン・スイート)』の販売拡大を発表しました。このソフトウェアは、インタラクティブにデジタルプロトタイプやモックアップを構築、テスト、改良するための新たな手法を提供します。これにより、デザイナーやエンジニアは、物理的なプロトタイプの必要性を大きく削減できるのです。
UVRの背景とソフトウェアの特長
UVRは2017年に設立され、以来最先端の光学シミュレーションソフトウェアを開発してきました。高い費用対効果と信頼性を持つこのソフトウェアは、物理ベースのレンダリングを仮想現実と統合したビジュアル・デジタル・ツインの実現を目指しています。これにより、持続可能な製品開発が加速され、廃棄物の削減やコストの低減が図れるのです。
『Predict Engine Suite』は、Unityプラグインとしての機能を既に提供していますが、2025年2月よりUnreal Engineとの連携も開始予定です。これにより、より多くの産業様のニーズに応じた利用が可能になることでしょう。
日本市場への特別な思い
日本市場専任のCSO-CMOティエリー・デロワは、日本の自動車開発における豊富な経験を活かし、今回のソフトウェアの導入に至るまでの過程について熱意を持って語ります。「環境に配慮した開発を手掛けるデザイナーや設計者にとって、『Predict Engine Suite』はコスト削減だけでなく、地球環境への貢献にも寄与します」と強調しました。
さらに、2024年12月4日に行われた新製品のプレゼンテーションは、港区のフランス大使館で開催され、業界関係者からも高い関心を集めました。このイベントをきっかけに、日本の産業界にニューノーマルな設計環境を提供していきたいとしています。
今後の展望と製品開発の理念
UVRは「サステナブルで最先端の光学シミュレーションソフトウェアの開発」をモットーに掲げています。社員や市場のお客様の声を深く取り入れることで、さらなる製品開発が進められていくでしょう。UX/UIデザインや広告制作に関わる全ての業界にとって、UVRのソフトウェアは設計開発の負担を軽減し、廃棄物の削減にも大きく貢献します。
このように、UVRの『Predict Engine Suite』は日本市場に新たな風を吹き込み、今後ますます重要な存在になることが期待されています。持続可能かつ効率的な設計環境を実現するこの革新的なソフトウェアが、どのように産業界の未来を変えていくのか、今後の展開に注目です。