株式会社テイガクが新たに開設したポータルサイト
2026年9月11日、株式会社テイガク(本社:東京都杉並区)は、特設ポータルサイト『資材・建材 価格供給動向ポータル』をオープンしました。このポータルは、メディア関係者や施工会社に向け、原材料不足—いわゆるナフサショック—がもたらした建築資材の価格変動や受注停止の動向を把握するための重要な情報源となります。
ナフサショックとその影響
2026年春、ナフサの供給不安が建材の品薄状態を引き起こし、結果として相次ぐ値上げや受注停止が発生しました。現在、この状況はやや安定を見せていますが、インフレや円安、加えて物流費や人件費の上昇が影響し、一度上がった資材・建材の価格が元の水準に戻る見込みは立っていません。
これまで同社はメーカーからの通知を元に、状況を随時更新していましたが、今回のポータルサイト開設により、より体系的に情報を整理することが可能になりました。
ポータルサイトの特徴
この新しいポータルサイトの大きな特徴は、以下の3点です:
1.
一次情報アーカイブ
90社から集めた279件のメーカー通知を時系列でアーカイブし、信頼性の高いデータを提供しています。
特に46件については、通知書の原本をそのまま掲載し、購入時の価格追跡が容易になっています。
2.
価格動向の可視化
原材料の価格推移を毎月更新するとともに、特定建材の入手状況や値上げ幅を独自調査し、データに基づいて解説しています。特に石油由来の原料を多く使う品目は高騰し、逆にセメント等の窯業系資材は安定していることが明示されています。
3.
現場への影響分析
建材価格の高止まりが現場や契約に与える影響について、多角的な視点から分析を行っています。特に人件費や物流費が下がらないため、新基準となる可能性が高いと指摘しています。
メディア取材の発表
同社はポータルサイトに掲載されている情報を、出典を明示すれば自由に引用することができる旨を明らかにしています。これにより、資材の価格推移や受注停止の実態について、メディアにおける報道を支援する考えを示しています。
まとめ
テイガクの代表、前川祐介は今回のナフサショックを受けて、自社のポータルが業界全体の透明性を高め、関係者が正確な情報をもとに今後の方針を決定するための助けになることを願っています。建材が高止まりする新常態において、このポータルがどのように活用されるかが、今後の建設業界の動向を左右するかもしれません。
詳しくはポータルサイトで最新情報をご確認ください。