行政における新たなアイデア創出手法、書籍で発表
新たに出版された書籍『「役所の人はアイデアを出すのが苦手」は本当か?』は、役所での創造性向上を目指す自治体職員に向けた実践的な内容が特徴です。著者である大里学氏は、株式会社博報堂のUNIVERSITY of CREATIVITYでフィールドディレクターとして活動しており、行政の現場での観察を基に新たな手法「25分3周ブレスト」を開発しました。
1. 役所の創造性に迫る
本書は、役所内の会議や「立ち話」といった情報交換の不足を問題提起し、アイデアを探る能動的な「打ち合わせ」の重要性を訴えます。大里氏は市役所での経験を通じ、アイデア創出が避けられる風潮や体制の壁に直面し、どのようにしてクリエイティビティを引き出すかを考察しました。
2. 25分3周ブレストの実践
この手法は、25分を3回のブレスト(ブレインストーミング)に分けて、さまざまなアイデアを引き出すことを目的としています。メンバーの選定や進行のステップ、具体的な応用例も網羅されており、実践のハードルを下げています。このアプローチによって、組織内にアイデアを育む文化が醸成されることを目指しています。
3. 書籍の構成と内容
本書は、エッセイ形式で進められ、以下のような目次が設けられています。
- - はじめに
- - 発見篇
- - 第1章: 役所の企画・総務に1か月、ハーフパンツで座ってみました
- - 第2章: 役所で「打ち合わせ」を行うための壁
- - 第3章: そもそも「アイデア」ってなんだっけ?
- - 手法篇
- - 第4章: やってみよう「25分3周ブレスト」実践ガイド
- - 第5章: 「25分3周ブレスト」現場レポート
- - 応用篇
- - 第6章: 「25分3周ブレスト」を自分の武器にしよう
- - 第7章: 「25分3周ブレスト」のその先へ
- - あとがき
4. 自治体職員へのメッセージ
本書は、答えのない課題に対処するための新しいアイデア創出メソッドを提供します。自治体職員が互いに刺激し合い、アイデアの質を高めることができる場を作ることで、より良い行政サービスの提供へと繋がることを期待しています。
5. 発売詳細
『「役所の人はアイデアを出すのが苦手」は本当か?』は、2025年9月24日発売予定ですが、一部の書店では既に販売が開始されています。定価は2,420円(税込)で、160ページの内容が充実しています。
この書籍は、公共セクターにおける創造性を実践的に学べる貴重な一冊です。ぜひ手に取って、行政におけるアイデアの可能性を広げてみてください。