メディアリンクス、DataMinerとの連携でIP伝送の管理機能を強化
株式会社メディアリンクス(神奈川県川崎市)は、2026年5月にシンガポールで開催される『Broadcast Asia 2026』で、運用管理アプリ『DataMiner』との連携を発表する予定です。この統合により、同社のXscendプラットフォームはDataMiner上で一元管理され、運用監視が可能となります。これにより、放送や通信におけるネットワーク経路全体を可視化し、効率的な運用管理が実現します。
現在、放送・通信ネットワークはますます複雑化しており、多層的な管理体制が求められています。メディアリンクスの最高マーケティング責任者、John Dale氏は、多くの企業が異なるメーカーの製品を混在させながら利用している現状を理解しており、DataMinerのような管理基盤との統合により、Xscendの導入が容易になると述べています。
Dale氏は、「今後、ネットワーク運用形態に柔軟に対応できるようになり、既存のワークフローにXscendを簡単に組み込むことができます」と語っています。この連携により、DataMinerを使用する企業の幅広いユーザーに対し、Xscendの導入機会が増すことになります。
AIによる運用管理の時代へ
Skyline Communicationsの担当者、Thomas Gunkel氏によると、DataMinerは非常に複雑なオペレーションを管理するために設計されており、今後はメディア企業が生成AI時代に適応するための機能的な基盤として位置づけられています。Gunkel氏は、Time to Value(成果をあげるまでのスピード)の重要性が増しており、そのためには基盤を適切に整えることが必要だと強調しています。
メディアリンクスのXscendプラットフォームは、映像や音声データを高信頼かつ低遅延で伝送するために設計されており、ライブ制作やリモートワークフロー、大規模な素材送信に最適です。このプラットフォームは無瞬断切替機能などの先進的な技術を備えています。また、メディアリンクスの管理システム『ProMD EMS』と組み合わせることで、IPインフラへのスムーズな統合も実現します。
一方、DataMinerはAI時代に向けた運用管理プラットフォームとして、通信ネットワークや衛星、放送、電力、スマートインフラといった重要分野での統合管理を可能にします。これにより、リアルタイムでの状況把握と高度な監視が実現され、ユーザーに対して効率的な運用が提供されます。
「見える化」から始まるデジタル化の旅
現在、DataMinerは125カ国以上の企業に採用されており、9000以上の製品との連携が行われています。この統合的なシステムは、独自のデータ処理と制御機能を提供し、AIを活用した自動化を実現しています。
メディアリンクスは、Digital Transformationの一環として、特に重要な放送コンテンツのIP伝送ソリューションの提供者としての地位を確立しています。高品質な映像伝送を要するプロジェクトのため、多くの主要な国際イベントでも利用されています。
今後の展望として、メディアリンクスは『Broadcast Asia 2026』での展示会を通じて、DataMinerとの連携ソリューションの可能性を広くアピールし、新たな顧客へアプローチしていく方針です。
公式サイトには、ミーティング予約ができるページが用意されています。興味のある方はぜひ公式ページをご覧ください。