流山市のサッカークラブ、Jリーグ参入に向け仁和運送と提携

流山市のサッカークラブ、NAGAREYAMA F.C.が仁和運送と提携

2023年に入って、千葉県流山市のサッカークラブ「NAGAREYAMA F.C.」が新たに株式会社仁和運送と支援のパートナー契約を結んだ。この提携は、流山市でのスポーツ振興や地域活性化を目指す両者の想いから生まれたものだ。

仁和運送の支援が流山FCに加わる理由

NAGAREYAMA F.C.の代表、安芸銀治氏は、創部当初から「10年以内にJリーグに参入する」という明確なビジョンを掲げており、仁和運送の代表である長澤章裕氏にその想いを伝えていた。長澤氏は流山市のサッカーチームとしての方向性や地域貢献の姿勢に共鳴し、今回のサポート体制の構築に至った。

仁和運送は、60年以上にわたり流山市で運送業を営んできた地域密着型の企業であり、流山FCのサッカーだけでなく、清掃活動や地域イベントへの参加を通じて、地元コミュニティの活性化に貢献することを約束している。

NAGAREYAMA F.C.の挑戦の軌跡

NAGAREYAMA F.C.は2022年に社会人サッカークラブとして始動し、当初からJリーグ参入を目指すという夢を持ち続けている。加入初年度には、千葉県3部リーグにおいて全勝優勝を果たし、その勢いを維持する形で2023シーズンも無敗で最終節を迎え、再度全勝優勝を獲得した。これにより、自動昇格の権利を得て、2024シーズンからは千葉県1部リーグに参入することが決まっている。地域の支持を背景に、さらなる高みを目指すNAGAREYAMA F.C.。

今後の展望

この提携を背景に、NAGAREYAMA F.C.と仁和運送は、共に流山市のサッカーの発展や地域社会への貢献を促進していくことに注力する。安芸代表は「仁和運送様と手を取り合って、地域の発展に寄与したい」と意気込みを見せており、長澤代表も「一緒に流山を盛り上げていきましょう」とエールを送る。両者の協力によって、流山のサッカー文化が育まれることが期待されている。