FC東京の新しい舵取り、白井英介氏の就任
2026年7月1日、FC東京を運営する東京フットボールクラブ株式会社の社長に白井英介氏が就任することが発表されました。この決定は、彼がフィールドマネジメントストラテジー(FMS)出身で、その経験と能力が期待されていることを意味しています。
FMSは「人が育つ戦略コンサルティングファーム」として知られています。プロスポーツクラブ経営やアリーナ開発にフォーカスを置き、この分野で広範囲な実績を持つ企業です。白井氏の就任は、続けて名古屋グランパスの清水克洋氏が代表取締役社長を務めていることもあり、FMSからの人材がJリーグにおいて重要な役割を果たすことが明確になりました。
白井英介氏の経歴
白井氏は東京大学の文学部を卒業後、2011年に楽天株式会社に入社し、新卒採用や人事制度設計に携わりました。その後、2015年にFMSに転職し、航空やヘルスケア業界の事業戦略立案、さらにプロスポーツ領域の事業計画やスタジアム計画に関わりました。2021年にはB.LEAGUEの横浜ビー・コルセアーズの社長に就任し、クラブを黒字化させ、さらにチャンピオンシップ進出を導いた実績も持っています。
2026年6月にはFMSを退職し、7月からFC東京の舵を握ることになりますが、彼のリーダーシップには多くの期待が寄せられています。
FMSの育成方針
FMSは戦略立案から実行支援までを手がける企業であり、そのコンセプトは「経営参謀」。経営者が直面する課題を徹底的に理解し、実行力を持って解決策を提供することに特化しています。特にスポーツビジネスにおいては、関係者との連携と効果的な現場実行が求められるため、FMSでの経験は大いに活かされるでしょう。
白井氏もFMSで得た知見について「戦略を描くことと、それを実現するための力は異なる」と分析しています。クラブ経営は戦略だけでは成立せず、多くのステークホルダーを巻き込んで実行に移す力が求められます。彼はその上で、FC東京という大規模なクラブの運営には『考え抜くこと』と『やり切ること』が一層重要だと述べています。
未来へのビジョン
白井氏は、FC東京の新しい可能性を探るためにFMSで培った経験を生かし、クラブの経営に対する新たなアプローチを形成すると宣言しています。彼のリーダーシップのもとで、FC東京がさらなる成長と発展を遂げることが期待されます。
FMSの中村健太郎代表も、白井氏の就任は成長に向けた重要な一歩だとコメントしており、業界に新たな風を吹き込む存在として注目されています。今後のFC東京の動向から目が離せません。