ユビ電のEV充電サービスが東横INNに導入
ユビ電株式会社は、最近、宿泊施設として人気のある「東横INN富士河口湖大橋」と「東横INN富士山大月駅」で、同社のEV充電サービスWeChargeを開始したことを発表しました。このサービスが2024年7月1日より利用可能となります。両施設にはそれぞれ200Vの普通充電コンセントが3ポートずつ設置され、EVユーザーにとって便利なサービスが提供されます。
EV充電インフラの拡充が重要
電気自動車(EV)の普及が進む中、充電インフラの拡充は急務です。特に、宿泊施設における充電ニーズに対応するためには、「チェックイン後に車を移動させずに、チェックアウトまでに充電が完了すること」が求められています。この要望に応えることで、旅行を計画するEVユーザーの利便性が向上します。普通充電は設置コストも抑えられ、より多くの充電ポートを用意することができるため、多数の訪問者にサービスを提供可能となります。
充電の詳細と利便性
今回設置された200Vの普通充電コンセント(3kW)は、1時間の充電でおよそ20kmの距離を走行可能です。例えば、宿泊期間中に15時間充電すれば、最大で300km分の充電ができるため、次の日の移動も安心です。さらに、WeChargeアプリを利用すれば、お手持ちの充電ケーブルとスマホで簡単に充電を開始できます。充電にかかる料金は設備利用料が500円(税込)で、必要に応じてクレジットカード情報をアプリに登録すればスムーズに利用できます。
EVユーザーに寄り添うサービス
この取り組みは、EVで東横INNを訪れる顧客に、「充電できる便利さと快適さ」を提供することを目的としています。宿泊施設での充電ニーズが高まる中、ユビ電はEVユーザーの視点を重視し、今後もさまざまな充電ニーズに応じたサービスを展開していく構えです。
ユビ電と東横INNの取り組み
ユビ電は、2019年に設立され、「電気の未来を描く」というミッションのもとで、特にEV充電サービスに力を入れています。これまで、マンションや職場での充電環境の整備にも取り組んでおり、充電ニーズに合わせた最適なサービスを提供しています。
一方、東横インは日本各地に宿泊施設を展開しており、安心して利用できるビジネスホテルチェーンとして知られています。669店舗以上の宿泊施設を持ち、年間を通じて安定した価格で顧客を迎えています。今回のEV充電サービスの導入は、両社の協力による一歩であり、EVユーザーにとっての新たな利便性をもたらします。
まとめ
今後、EVの普及が進むにつれて、各地の宿泊施設における充電インフラの整備はますます重要になります。ユビ電のWeChargeサービスにより、東横INN今後もEV利用者への快適な滞在環境を提供していくことが期待されます。
より詳細な情報は、各ホテルの公式サイトやWeChargeのサービスサイトを通じて確認できます。