運命のダンスフロア
振付家でありダンサーの岩渕貞太氏が、新たに展開するWEB連載『今生というダンスフロアで踊れ!』が注目を集めています。この連載は、身体とテクストという視点から、実践者である岩渕氏が身体の在り方を再考し、ダンスに関するさまざまなテーマを掘り下げていく内容となっています。隔月で更新され、各回ごとに異なる視点からダンスと身体の関係を探っていく予定です。
第2回目の内容:踊らない踊り
最初の連載は既に公開され、9月27日に第2回目が発表されました。「踊らない踊り」というタイトルのもと、ダンスの伝統や動きに対する新たな考察が展開されています。岩渕氏は、踊らないこと自体が表現として成立する可能性を探求し、観る者に新たな視点を提供します。
このように、ダンスにおける身体の使い方や見せ方が変わることで、鑑賞者の理解や感受性も変化していく様子が描かれています。ダンスというアートフォームが持つ柔軟性や広がりを、読者に伝えることを目指しているのです。
岩渕貞太氏の背景
岩渕氏は、玉川大学で演劇を学ぶ傍ら、日本舞踊や舞踏も修得してきた経験があります。2005年からは、「身体の構造」や「空間と音楽の相互作用」に焦点を当てた作品を創出しており、2012年には横浜ダンスコレクションEXにて、その革新的なアプローチが評価されました。特に彼の独自のメソッドとして、「恍惚身体論」が挙げられます。これは、舞踏や武術を基にした日本人の身体と感性を深く探求したもので、生物学や脳科学からの影響を受けた考え方です。
現在は桜美林大学で非常勤講師を務める一方で、DaBYレジデンスアーティストとしても活躍しています。また、彼の公式サイトでは更なる情報が展開されています。
ちえうみPLUSとは?
この連載は「ちえうみPLUS」にて展開されています。ちえうみは、仏教の智慧を身近に感じられるようなコンテンツを提供する新しいメディアプラットフォームです。連載、インタビュー、寄稿などを通じて、仏教の知恵が現代にどのように活かせるかを探求しています。これは、約2600年の歴史を経た仏教の知識を今に伝える重要な取り組みとして評価されています。
このように、岩渕貞太氏の新連載を通じて、読者はダンスや身体に対する新発見を楽しむことができるでしょう。次回の更新が待ち遠しい限りです。